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日本の特撮ブームの草分け
「サンダーバード」は、1965年に英国で制作された人形劇の特撮番組だ。
科学技術が発展した2065年の世の中を舞台に、大規模化する事故や災害で危機に瀕した人々を、秘密組織の国際救助隊がスーパーメカ「サンダーバード」を使って救助する姿を描いている。
1966年からNHK総合で放送開始。ハイクオリティな特撮映像と「スーパーマリオネーション」技術を駆使して描かれた物語は、日本でも一大ブームを巻き起こした。「ウルトラマン」の円谷英二監督や「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督にも影響を与えている。
NHKほか民放各局で再放送をしていたことから、リアルタイムで視聴していた60代以上の男性のみならず、40~50代にもファンが多い。40代以上の男性は、国民的人気を誇るキャラクターに匹敵する認知と好感を得ている。これまで、往年のファンに向けた商品化やイベント、“近未来的” “最先端” といった作品イメージを基にしたPR起用を実施してきた。
キーワードは「近未来」「最先端」「科学」 PRポスターなどに起用実績
“近未来的” “最先端”といった作品イメージから、工作機械メーカーなどの技術系企業とタイアップ実績がある。また、警視庁や防衛省のPRポスターにも起用された。
ヤマザキマザック 2018年10月
2019年の創業100周年に合わせ、企業イメージ広告や展示会出展時にサンダーバードのイメージを使用。
新たなターゲット開拓の機会に
このたび企業や団体などとの新しいコラボレーションのあり方を模索すべく、サンダーバードと無償でコラボできるプロジェクトを4月1日から開始する。そのカテゴリーは、パッケージ、広告、ノベルティ、イベントの4つだ。
「サンダーバード」は、2020年9月に生誕55周年を迎えた。周年のタイミングに合わせ露出を増やし、コアファンへのサンダーバードブランドの新価値訴求を目指している。また、「親がサンダーバードファン」といった、20~30代の若年層を含む新ターゲットの開拓も狙う。
作品の世界観に合致する科学技術系企業とのタイアップや、家族を描いたストーリーから、不動産や旅行会社、保険などとのコラボに期待を寄せる。また、コアファンのターゲットに近いところで、介護業界やヘルスケア用品とのタイアップも募っている。
無償使用可能 サンダーバードとのコラボを幅広く募ります
応募は5月18日(火)まで
「サンダーバード」とコラボレーションする企業・団体を募集します。
4つの領域(複数可)でキャラクターのIP(知的財産)を無償で利用できます。幅広い業種からのエントリーを歓迎します。
無償利用できる4つの領域
1. パッケージ
2. 広告
3. ノベルティ
4. イベント
注意事項
現在結んでいる企業との契約の関係でコラボレーションの開始時期を相談する場合があります/キャラクターの新たな描き起こし、加工などの場合は、別途実費がかかる可能性があります/キャラクターの世界観を優先するため、場合によってはお断わりする場合があります/申し込み多数の場合は、抽選といたします。
詳細および応募方法はウェブサイトから
お問い合わせ
サンダーバード モニタープロジェクト事務局
MAIL:tbjapan-monitor@sendenkaigi.co.jp