『コピー年鑑2020』刊行記念、照井晶博・色部義昭・小杉幸一によるトークイベントを開催

東京コピーライターズクラブが2020年という特別な年に選んだ広告コピー。その優秀作品を収めた『コピー年鑑2020』の刊行を記念して、4月9日に東京・青山ブックセンターにて刊行記念トークイベントが開催される。

『コピー年鑑2020』の最大の特徴は、文字だらけの濃密な講評ページ。本書では、TCC賞受賞作には審査委員全員の講評、新人賞受賞作には投票した審査委員全員の講評、ファイナリスト作品には投票した審査委員2名ずつの講評のほか、一次・最終合わせて計97名の審査委員団による全体講評を掲載。そして特別企画「COPY2020」では、2020年のコピーや言葉をテーマにアートディレクター、クリエイティブディレクター、CMディレクター、作家、映画監督など32名の表現者たちが寄稿している。いまの広告コピーの現在地がわかる読み応えたっぷりの濃密な本になっている。

年鑑のアートディレクターを務めたのは、日本デザインセンター創立60周年記念の展覧会『VISUALIZE 60』などを手がけている色部義昭さん。従来の年鑑とはプロポーションの違うブックデザインを実現。さらに、掲載作もコピーがしっかり読めるよう大きくレイアウトされている。

イベント当日は、年鑑の編集委員長であるコピーライター照井晶博さんと、色部義昭さんが登壇。聞き手は年鑑にも寄稿されているアートディレクター小杉幸一さんが務める。

デジタルの時代に広告の年鑑をつくる意味。言葉とデザインの関係。年鑑はどう仕事にいかせるのか。バックグラウンドも専門領域も異なるふたりが分厚い本をつくりあげるまでのストーリーは、協働を考えるときのヒントになるかもしれない。

お申し込みはこちらから。

『コピー年鑑2020』刊行記念
照井晶博 × 色部義昭 トークイベント(聞き手 小杉幸一)

日程:2021年4月9日 (金)
時間:19:00〜20:30
開場:18:30〜
料金:1,540円(税込)
定員:60名

登壇者

照井晶博(てるい・あきひろ)
コピーライター

博報堂→風とバラッド→株式会社照井晶博。主な仕事に、サントリーBOSS「このろくでもない、すばらしき世界。」「WORK & PEACE」「休み方改革!」「勤続25年 これからも『働く人の相棒』で」、マクドナルドごはんバーガー「ごはん、できたよ。」、ソフトバンク「5Gってドラえもん?」、ソフトバンクホークス「鷹く!」、日清どん兵衛「どんばれ」、Honda FREED「「This isサイコーにちょうどいいHonda!」など。

 

色部義昭(いろべ・よしあき)
グラフィックデザイナー/アートディレクター

1974年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。株式会社日本デザインセンター取締役。同社内にて色部デザイン研究所を主宰。東京藝術大学非常勤講師。主な仕事にOsaka MetroのCI、国立公園ブランディング、市原湖畔美術館のVIとサイン計画など。D&AD、One Show、東京ADC賞、亀倉雄策賞など国内外のデザイン賞を受賞。AGI、日本デザインコミッティー、東京ADC、JAGDA会員。現在ディレクションを手がけている『VISUALIZE 60』を開催中。

 

小杉幸一(こすぎ・こういち)
アートディレクター / クリエイティブディレクター

株式会社博報堂を経て、2019年株式会社「onehappy」を設立。企業、商品のブランディングのために、デザイン思考をベースに、クリエイティブディレクション、アートディレクションを行う。

な仕事に、SUNTORY「特茶」、中部薬品「Vdrug」、資生堂「50 selfies of Lady Gaga」、SUZUKI「HUSTLER」、ジャニーズ事務所<CIデザイン>日本郵便、STARFLYER「輝く人へ、」、日本テレビ「ガキの使いやあらへんで」、Nature Lab<CIデザイン>、Yellow Magic Orchestra「YMO40」、中外製薬、PARCO「パルコアラ」、福島県「福島プライド」、A-net「ZUCCa」、athome「ウォーリーとさがそう!」、TIS INTEC GROUP、エンジャパン「エン転職」など。

 

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