【前回コラム】「2年半ぶりにトライセラトップス再始動!歓声禁止のライブで……(ゲスト:和田唱)【前編】」はこちら
今回の登場人物紹介
※本記事は1月3日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
曲づくりとCMづくりの共通点! 常にスイッチを入れておけばいいものが生まれる
澤本:2021年、和田さんどういう年にしようと……?
和田:2021年はどうでしょうね。2020年は僕の2ndソロアルバムが出たんです。そのために2年間ぐらいソロアルバムの曲を書いていたから、2020年はそんなに曲を書きたいモードにならなかったんですけど……。
澤本:なるほど。
和田:トライセラトップスの再始動もありましたし。
澤本:はいはい。
和田:そういう意味で今年は曲をいっぱいつくりたいです。
中村:トライセラトップスでは、だいたいいつもどれくらいのタイミングでつくろうってなるんですか?
和田:初期はすごく早かったですね。次々にリリースが決まって。曲もアイデアもないのにリリースが決まっているから絞り出さなきゃいけないみたいな。
中村:えーー!すごい!
和田:曲がないのにリリースが決まっているという……。まぁどっちもどっちで、期限までに間に合わさなきゃいけない!ってもう無理くりつくって。常につくっているから、何ていうかそういうモードになっているんですよね。
澤本:それは分かります。
和田:そういう時って、イマイチなものもありますけど、いいものはいいっていう。じっくりつくれる時間があると、それはそれで完璧は突き詰められるんですけど、なんか勢い的なものがなくなったりするじゃないですか。
澤本:あれ不思議ですよね。全然和田さんとはレベルが違うと思うんですけども。
和田:そんなそんな(笑)。
澤本:コマーシャルでも、ある種もういっぱいいっぱいという時に仕事を突っ込まれて。でもつくっている時、おっしゃったとおり、すごくいいなっていうものも出てくるじゃないですか。
和田:スイッチが入った状態なんですよね。
澤本:ある種ずっとエンジンを回しておいたら、前にすぐ行けるっていう。
和田:そう。本当にライブもそうで、やっぱりやってないとリハーサルしただけで腰痛になるし(笑)。
澤本:(笑)。
和田:本当にやっぱり普段からやってないとダメです。曲づくりもそう。アルバムづくりも後半ぐらいになってくるとすごく曲づくりも乗ってきて、いい曲が生まれたりするんですよね。