3月に刊行されたコピーライター/クリエイティブディレクター 岡本欣也さんの書籍『ステートメント宣言。』。本書がテーマとしているのはボディコピー、中でも近年、多くの企業が掲げる方針、約束、声明、宣言などの「ステートメント」。本書はこの「ステートメント」に着目した初と言える書籍です。
本書の刊行にあたり、トークイベントが4月17日(土)に東京・青山ブックセンターで開催されます。
登壇するのは、岡本さんとグラフィックデザイナー 寄藤文平さん。二人は「大人たばこ養成講座」や「あなたが気づけばマナーは変わる。」など長年にわたるJTのマナーキャンペーンをはじめ、「LOFT」、「BE KOBE」、防災関係のクリエイティブなど、これまでに数々の仕事を共にしてきた間柄です。
岡本さんの著書『ステートメント宣言。』の装丁や文字組みを寄藤さんが手がけたのはもちろん、この本の全体構成なども折にふれ寄藤さんに相談したそうです。
本イベントでは『ステートメント宣言。』についてはもちろんのこと、二人が20年にわたって作り上げてきたものを振り返ります。これまで共作した広告や書籍の仕事について語りあうとともに、岡本さんが今回の本に込めた思い、寄藤さんにはメッセージとデザインはどう融合するのか。コピー、デザイン、広告にとどまらない、さまざまな話が展開されるでしょう。
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イベント概要
「寄藤文平と岡本欣也がこの20年でつくってきたもの 〜大人たばこ養成講座からステートメント宣言まで〜」
日程:4月17日(土)
時間:13:00〜14:30
開場:12:30〜
料金:
①参加料のみ 1100円(税込み)
②参加料+書籍代『ステートメント宣言』サイン本 3080円(税込み)
定員:60名
コピーライター・クリエイティブディレクター
岩崎俊一事務所を経て2010年オカキン設立。TCC賞、ADC賞など受賞多数。
代表的な仕事
ジオス「英語を話せると、10億人と話せる。」キリンフリー「飲酒運転を、0.00%に。」家庭教師のトライ「トライなら、落書きするヒマを与えません。」ブックオフ「ゆるく行こうぜ、休日ブックオフ。」ホンダ「ハイブリッドカーを、安くつくれ。」GODIVA「日本は、義理チョコをやめよう。」金麦ザ・ラガー「人間、飲んで食ったら、大満足。」など。「トンボが動いている。人が、何かを生み出している。」「年賀状は、贈り物だと思う。」など岩崎俊一さんとの共作も多数。
グラフィックデザイナー
1973年、長野県出身。2000年に有限会社文平銀座を設立。広告のアートディレクションとブックデザインを中心に、ロゴデザイン、アニメーション制作、執筆活動なども幅広く行う。著書に『ウンココロ』(実業之日本社)、『死にカタログ』(大和書房)、『デザインの仕事』(講談社)『元素生活』(化学同人)『yPad10』(朝日新聞出版)『数字のモノサシ』(大和書房)など。