大阪広告協会は、3月30日「第54回やってみなはれ佐治敬三賞」を電通 関西支社 プランナー/コピーライター 小堀友樹氏が受賞したと発表した。
広告文化の新しい時代を切り拓くチャレンジ精神あふれる作品を制作したクリエイターを顕彰する本賞。今回受賞した小堀氏は、「応募作全てに作品の視点・広がり・深さのセンスが際立っていた」ことが受賞理由となった。
小堀氏の応募作である「宇治市」は、ゲーム制作からクラウドファンディングまでオリジナリティ溢れる発案で、現地(宇治市)を訪れて初めてクリアするという着地点まで企画、表現された点に高評価が集まった。
・宇治市「宇治市〜宇治茶と源氏物語のまち〜」をPRするWeb動画「あの伝説的PRムービー『宇治市』がゲームに!」。
また、「田辺三菱製薬」はイメージされる社風とは真逆の表現やアプローチがクライアントを納得させるパワーが感じられること、「滋賀県」は県民に向けた新しい価値観を提示し、前向きな提案がなされていること、「大日本除虫菊」は長年の課題であった製品特性の訴求課題を解決したことがそれぞれ評価されている。
「いずれも、従来のクリエイティブの枠を超えたチャレンジと既視感のない発想があり、『やってみなはれ』の精神を体現している。さらにいい意味での大阪らしい“あほらしさ”も感じられ、選考委員の高い評価を受け、満場一致での受賞となりました」と協会ではコメントしている。
受賞対象作品は、次の通り。
・宇治市「宇治市〜宇治茶と源氏物語のまち〜」(ゲーム開発活用の広告コンテンツ)
・上田安子服飾専門学校「概念のない下谷さんシリーズ」(ラジオCM)
・田辺三菱製薬「おいでよ!田辺三菱製薬」(Webムービー)
・滋賀県「ニュートンに学ぶ、これからの滋賀ノーマル」(Webムービー)
・上田安子服飾専門学校「概念のない下谷さんシリーズ」(ラジオCM)
・田辺三菱製薬「おいでよ!田辺三菱製薬」(Webムービー)
・滋賀県「ニュートンに学ぶ、これからの滋賀ノーマル」(Webムービー)
・大日本除虫菊「水性おじさん テレビCM & Web動画」(テレビCM、Webムービー)