博報堂DYHD、ウェルビーイング市場で新会社 近藤暢章社長

博報堂DYホールディングス(DYHD)はこのほど、新会社Hakuhodo DY Matrixを設立し、4月1日に営業を開始した。社長は博報堂の近藤暢章・取締役専務執行役員が兼任する。オフィスは東京都港区芝。従業員は180人で、グループ内から営業やストラテジックプラナー、クリエイティブなどを集めた。社外の専門家との連携なども進める。

新会社では、ヘルスケア産業の拡大を背景に、肉体的な健康だけでなく、精神的、社会に満たされた状態を指すウェルビーイングの市場創造を目指す。マーケティング戦略をはじめとし、広告やサービス開発、CRM(顧客関係マネジメント)、ダイレクト・トゥ・コンシューマー(DtoC)、デジタルトランスフォーメーション支援などを行う。

近藤社長の略歴は以下のとおり。

1983年、博報堂入社。博報堂G1執行役員、TBWA博報堂 常務執行役員兼 最高財務責任者(CFO)を経て、2008年、博報堂第一営業局局長。15年、同社取締役常務執行役員、20年、同取締役常務執行役員 Hakuhodo International Unit長。21年、Hakuhodo International Chairman、博報堂DYホールディングス専務執行役員および現職。1959年生まれ、東京出身。慶應義塾大学法学部卒。

Hakuhodo DY Matrix 代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO)を務める近藤暢章氏。
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ