トヨタ「GR 86」とスバル「BRZ」ファンの期待を高めた、赤と青のシンボリックなビジュアル

トヨタ自動車「TOYOTA GAZOO Racing」とスバルは、4月5日にオンラインのワールドプレミアにおいて、両社で共同開発する新型スポーツカー「GR 86」「SUBARU BRZ」を発表した。

それに先立ち公開されたのは、「赤」と「青」を組み合わせたシンボリックなティザービジュアル。

 
「トヨタとスバルという2つの企業の共同開発から生まれた車であり、今回のオンライン発表会は共同で開催されるため、シンボリックに表現するべく、2社の企業カラーに着目しました」と、アートディレクター 池澤樹さん。日本のスポーツカーの未来のシンボルになることを願い、「赤」と「青」のフラッグのようなシンボリックなデザインを目指したという。

ティザーのビジュアルはワールドプレミアへの期待感をつくることを目的とし、新型の車全体は見せずに、2つの企業のコラボレーションを伝えるべく、実際の車体のエンブレムに寄って撮影。「ティザーでは車名などは入れずシンプルに協業を表すコピーと日付だけの要素でまとめ、車に対する期待感を高めようと考えました」。

ワールドプレミアで公開されたビジュアルでは、ティザーの「赤」「青」の世界と2台が同ポジションにある構成を踏襲しながら、2台の一番の違いであるフロントのデザインをストレートに「赤背景」と「青背景」の中で撮影している。

「写真については、リアルな車の映りなどの質感やビジュアルの高級感にこだわりたかったので、実際に背景をすべて‟赤”と‟青”に塗り、なるべく映りが表現できるライティングにし、一発で撮影しています」

GR 86やSUBARU BRZは、国内外に多くのファンを抱えている。自車をカスタムするファンも多く、ドライバーとの関係性は通常の車よりも非常に強い。それゆえに、ワールドプレミアのオンライン配信には国内外から5500人以上の視聴があり、メディアのみならず、ファンを中心とした個人からの反響が非常に大きかったという。

日本での販売は、GR 86が2021年秋頃を、SUBARU BRZが同年夏頃を予定している。

 

スタッフリスト

企画制作
博報堂+SIX+夢の稗田+STUDEO+アマナ
CD
野添剛士、稗田倫広
CD+C
坪井卓
AD
池澤樹
D
香川真知
撮影
内田将二
レタッチ
栗山和弥
Pr
鈴木悠也、石黒博樹
照明
米井章文
美術
櫻田高史
AE
野宗智仁、和田将紀、川場誠也

ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター
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