関電工は4月7日、Webムービー「想いをつなぐ」篇を公開した。本動画は、2016年に公開されたWebムービー「光を灯す/future with bright lights」の第2弾で、新しい電気技術として注目を集める「導電糸」(電気を通す導電性の糸)を使用した映像作品となっている。
同社は、電力の安定供給を図るという使命のもと、社会や暮らしの快適・便利を支えるために、発電所や工場、オフィスビル、商業施設、病院など、幅広い分野の設備工事を展開している総合設備企業。
本動画のメインコピーは「ひとりひとりが、未来を灯す。」。「導電糸」で描かれた街並みや多様な人々に光が灯り、それぞれがつながっていくシーンを通じて、「ひとりひとりが、つながり、ささえあうことで、明るい未来を、社会をつくることに貢献したい」という関電工の企業メッセージと事業活動を印象的に表現した。
「導電糸」は「人の手の動き」との相性もよく、糸をあやつる動きや、面としての刺繍、さらには、ワイヤーフレームのように透明糸で吊ることで立体を表現することもできるなど、アートとしての可能性の広さも作品の大きなポイント。インフラを支える同社の事業内容を描くため、「導電糸」の電気を通す特性を、電線に見立てた糸を針に通すことで街に電気を送り光を灯すこのシーンに活かした。
また、手袋に刺繍された多様な人々がつながるシーンでは、性別や人種、年齢などの異なる誰もがいきいきと暮らす未来の様子をイメージ。「糸」そのものが、物事を結びつけるという意味を持つため、人と人やその想いをつないでいきたいとするメッセージとの親和性が高い映像作品となっている。
プランナーの塚本祐介氏は、「同社が大切にしている『ひとりひとりが、未来を灯す。』というブランドメッセージを表現するために、優しさと好奇心を感じていただけるような映像をチーム全員で目指して制作しました」と語る。「平面の刺繍や、立体表現、あやとりなどのギミックが繰り広げられる中、手や糸のちょっとした揺れや呼吸のある“あたたかさ”を感じていただけたらとても嬉しいです」と続けた。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+ピクト
- CD
- 中島功治、佐藤仁
- 企画
- 塚本祐介
- AD
- 新ヶ江友也
- AD+D
- 増田悠菜
- CPr
- 河崎英彦
- Pr
- 高橋里枝
- PM
- 三宅美々衣、小林翔太
- 演出
- 新井風愉
- 撮影
- 杉田知洋江
- 撮影チーフ
- 木村栄里子
- 照明
- 西ケ谷弘樹
- 照明チーフ
- 木村裕太
- 美術
- 斉藤貴教
- 音楽
- 鮫島充
- PRプランナー
- 今西瑠璃子、青山大樹、上運天ともみ
- AE
- 山下高明、雑賀久恵