ソニーマーケティングが考えるコミュニケーション統合基盤を通じたデータドリブンマーケティングの新地平とは?

データドリブンにマーケティングを展開するための体制とは

アジェンダの最後は「データドリブンにマーケティングを展開するための体制とは」です。

活動推進のために重要な要素は、「データ基盤」「データ」「人」です。データ基盤に関しては、「取得する情報が増える中でスケーラビリティを担保したデータ基盤」が必要だということ。ふたつ目、「データ」では「分析に必要なデータの収集と活用できる状態へのデータ加工」も求められます。最後の「人」は、「データを理解したマーケティング企画人材とデータを扱えるアナリティクス担当とDB構築担当」という3種類の担当が必要だというもの。これは一般的に言われているところで、「3種のうちどの部分をシステムに任せるか」という選択も、サービス設計のポイントだと思っています。今回の例で言えば「DB構築担当をプラットフォームに任せるため、広告担当が扱いやすいプラットフォームを選んだ」ということになります。

そうした「人」にフォーカスし、マーケティングコミュニケーションのダッシュボードやデータドリブンなマーケティングを行うための体制には、「企画・マーケティング人材」「データ人材」「プラットフォーム人材」「UI・UX人材」「分析人材」という5種類の人材が必要となると考えています。なぜならマーケティングは非常に領域が広く、ひとりのケーパビリティだけではなかなか運用できないのが現実です。5種のうち担当部分がオーバーレイしていくパターンも多いですが、こうしたメンバーを集めたうえでチームビルディングし、冗長化やオペレーションを標準化していくことが理想像だと思っており、我々もまさに目下取り組んでいる最中です。

では最後になります。私たちソニーは「効率的なマーケティング活動はロジックと経験から生まれる」と思っております。そのうえで「マーケティングデータを基に高速でPDCAを回す」ことを定石とし、この部分を徹底して取り組んでおります。また「パフォーマンスモニタリングにはモニタリング基盤とデータと人材が不可欠で、チームを構成して登っていくことが成功のポイント」だとも考えております。


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