クリエイティブディレクター、マーケティングディレクターとして活躍し、サーチ・アンド・サーチ・アドバタイジングやラップコリンズ日本法人の社長を務めた宮澤節夫氏が4月15日、脳出血のため死去した。72歳だった。
広告制作会社のコピーライターを皮切りに、朝日広告社でクリエイティブとマーケティング双方のディレクター、南北社(現トヨタ・コニック・プロ)クリエイティブ局長、サーチ・アンド・サーチ・アドバタイジングで戦略プランニングディレクター(後に代表取締役社長)、DDBジャパンのストラテジックプランニングオフィサー、ラップコリンズ代表取締役社長などを歴任した。
国内企業と外資系企業を経験し、そのほとんどでクリエイティブとマーケティングを自ら担当するとともに、マスメディア広告からCRMまでを統合的に実践。独立後は企業宣伝部門のコンサルティングに従事した。長年にわたり、宣伝会議「コピーライター養成講座」「クリエイティブライティング講座」「クリエイティブディレクション講座」など多くの講座で講師として、後進の育成に努めた。