電通グループは4月21日、ヘルスケア領域のビジネスとマーケティングに関わる統合ソリューションの提供に特化したグローバル横断組織「dentsu health」を発足。
グローバル・プレジデントには、北米のメディカルマーケティング専門誌MM&Mから「Agency Marketer of the Year」に、PharmaVoice誌から「ライフサイエンス領域で最も影響力を持つ100人」に選定されたMatt McNally(マット・マクナリー)氏が就任した。
dentsu healthは、世界中の電通グループに属する2,000名を超えるヘルスケア領域ビジネスとマーケティングのスペシャリストのノウハウを結集し、電通グループが事業を展開するすべての地域において、ヘルスケア領域におけるメディア、クリエーティブ、CX、ストラテジー、アナリティクス、テクノロジー、顧客管理などのサービスを、顧客企業それぞれに最適な形で統合して提供。
ヘルスケア領域に特化したワンストップの窓口となり、コロナ禍において顕著に増加したヘルスケア領域のビジネスおよびマーケティング支援に関する顧客の要望に応えるとともに、各国の国内顧客のみではなく、世界を代表する製薬、医療機関、医療機器や保険などの顧客ニーズにも応えていくという。
日本では、電通ジャパンネットワーク(DJN)の傘下に横断組織としてのdentsu healthを発足し、電通、電通デジタル、電通アイソバー(2021年7月より電通デジタルに統合予定)、電通メディカルコミュニケーションズを中核企業と位置づけて活動を開始する。