2人でスタートしたEC部門を新たなチャネルへと成長させる

人が資産と言われる広告界。人材育成は、広告界に属する企業に共通する重要課題だ。社員のスキルを伸ばし、成長を続ける企業に人材育成の方針を聞く。

西川 第5営業部 自社直営グループ 第2課(直営EC)
三浦 佳祐 氏

1566年創業の西川は「よく眠り、よく生きる。」をビジョンに据える老舗寝具メーカーだ。長らく百貨店や直営店の対面接客が中心だったが、直営ECを本格導入したのは2018年のこと。「当初は2人からスタートでした。私も営業からの異動で、デジタル領域の専門用語にも慣れませんでした」と自社直営グループの三浦佳祐氏は話す。

直営ECをはじめ、デジタル領域のチャネル拡大へと社内の風向きが変わる中、まず着手したのは部内の共通言語の習得だった。その際に活用したのが宣伝会議の「オンライン版スタンダードトレーニング」だった。メーカーでEC部門を率いる講師や、デジタル領域ならではの講義内容に共感をする場面も多かった。

また、デジタル分野に関わる他部門と共同利用したため、学んだ内容をお互いにフィードバックし合うこともあったという。受講を通して、商品・素材のスペック紹介だけではなく、「いかに生活者目線でデジタル施策の設計を行っていくか」へと悩みのレベルが上がったと語る。

長らく主力の顧客接点であった店舗に対し、ECがどのような関わりを持つことができるか。来店を経て直営ECで購入したお客さまをフォローする仕組みを構築するなど、試行錯誤の最中に、コロナ禍に見舞われた。多くの店舗で営業活動が制限されるなか、ECに新しいお客さまの流入が目立った。「これまでは40代前後をECでのメインターゲットにしていましたが、従来、店頭購入していた60 ~ 70代がオンラインで購入するケースが増えました。店頭だけでなくECでもお客さまの声を拾い集め、買い替えのタイミングを逃さない施策に取り組んでいきたい」と意気込む。

今後も店舗とECの連携強化に取り組んでいくなかでチームメンバーの「デジタルに対するアレルギーを取り払っていきたい」と三浦氏は話す。新たな知識を身に付け「自分たちがつくるものが多くの人に見てもらえる喜びや、改善するとすぐに結果が返ってくるデジタルならではの醍醐味」を共有できるチームづくりを目指す。

公式オンラインショップの運営に取り組む。
西川さんが採用した講座は……
「宣伝会議 スタンダードトレーニングカスタムコース」でした。
 
マーケティングや宣伝、販促、広報、デジタルなどをテーマとした教育講座の受け放題プランです。
 
今回、ご自宅やオフィスなど、インターネット環境があれば、どこでもご受講が可能な「オンライン版」スタンダードトレーニングが登場しました。
 

<宣伝会議 オンライン版スタンダードトレーニング 概要>

・教育講座120万円相当のカリキュラムが50万円で受講可能。
・150種類以上のオンデマンド配信講座から業務に合わせて自由にお選びいただけます。
 
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お問い合わせ
株式会社宣伝会議 教育事業部
MAIL:
info-educ@sendenkaigi.co.jp

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