ドールは、ランニングとウォーキングの新しい運動習慣として、オンラインアプリを通じてバナナ型のコースを歩いたり、走ったりしながら参加者同士の体験を共有することができるキャンペーン「BANATHON(バナソン)」を、4月24日に開始した。同社によると、開始から約2週間で参加者は1600人を突破。それにともない、キャンペーンのコンセプトWebムービー「日本の運動不足を、バナナが救う」篇の公開を、5月11日から開始した。
同キャンペーンは、同社が2021年3月に実施した「コロナ禍でのスポーツ実態全国調査」で明らかになった“日本の運動不足の解消”のために、「スポーツとの親和性が高いフルーツとして知られるバナナとともに始める、気軽に楽しく続けられる新しい運動習慣」を提案している。
スマートフォンと生実況運動アプリ「ライブラン」があれば、誰でもどこからでも参加することが可能。指定された大会開催日時になると、参加者が好きな場所で一斉にランニング・ウォーキングを開始し、仲間と走っている感覚で、思い思いの楽しみ方ができる。
本Webムービーのテーマは、「日常の中のスポーツロス」。新型コロナをきっかけに街に出なくなり、運動をしなくなってしまった「ひとりの人」に焦点を当て、日常の中のスポーツロスを描いている。そして「離れていてもつながれる」「みんなで一緒に運動できる」バナソンによって、外へと連れ出され、仲間とつながり、再び走り出すという、日常の中で再び運動習慣を取り戻していく様子を表現した。
CDを務めた味村真一氏は、「日本の運動不足を、バナナが救う。自分で書いておきながら、救われるのは誰なんだろう?という思いがあった。GPでバナナコースを描き、オンラインでつながり走る、バナソンというユニークなアイデア。そこに唯一不足していたのは、リアリティあるターゲットの存在だった」と振り返る。
「それは、友人に誘われればマラソン大会にまで出るくせに、ひとりではまったく運動をしなくなる私自身のような存在だ。孤独感の解消をテーマに据えてつくることで、そんな『誰か』の存在が浮き彫りになった。この映像によって、企業の物語を、人々の物語に転換したい」と続けた。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通東日本+電通パブリックリレーションズ+neuron+二番工房
- CD+C
- 味村真一
- コミュニケーションディレクター
- 高橋俊樹
- STPL
- 浦田晃次、秋葉洋希、相田百合子
- Pr
- 岡崎克哉
- PM
- 八木恵美
- 演出
- 吉川詩歩
- 撮影
- 小山麻美
- 照明
- 宝満千紘
- 編集
- 大庭愛実
- HM
- 松村南奈
- CAS
- 高橋こうこ
- アカウントディレクター
- 竹内健
- アクティベーションプランナー
- 槙英樹
- 出演
- 黒木こなつ、藤村陽菜