河北新報社など3社、東北・新潟の情報発信拠点として仙台に複合施設をオープン

仙台ビルディング、河北新報社、第一広告社の3社は5月26日、仙台市に複合施設「CROSS B PLUS(クロス・ビー・プラス)」を開業した。さらに、同施設を拠点に東北・新潟のプロモーション連携を目的とした「芭蕉の辻(ばしょうのつじ)プロジェクト」を始動する。

■施設(外観)

複合施設「CROSS B PLUS(クロス ビー プラス)」の正面玄関のイメージ。5月26日にオープン予定。

本プロジェクトでは、CROSS B PLUSを主な拠点に、「イベントスペース事業」「メディア・PR事業」「デジタル事業」「カフェダイニング・クラフト事業」「SDGs推進」の5つの事業を展開する。

例えば「イベントスペース事業」では、撮影・配信設備のあるイベントスペースを企業に提供し、発表会や記者会見などに活用してもらう。また、「デジタル事業」の一環として、河北新報社、山形新聞社、福島民報社、新潟日報社が発信する東北・新潟のニュースをダイジェストにして、プロジェクトの公式サイト上に掲載、ユーザーに届ける取り組みも実施する。

■内装

内装のイメージ。縦約3m×横10m・13m(合計23m)の2面大型サイネージを壁面に設置し、迫力ある映像とともにイベントの開催やオンライン配信が可能だという。

本プロジェクトのテーマは“連携”。新型コロナウイルスの流行により、域内の交流人口拡大を含めた地域経済の発展や地方創生が急務となる中、東北・新潟のプロモーション連携を実現し、新たな価値創造を目指したい考えがある。

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