ホリエモンや見城徹、前澤友作……「新R25」バズりの秘訣は大物たちの“いじり方”!?(ゲスト:渡辺将基)【後編】

オリラジ中田&雨上がり宮迫のYouTube番組のようなものをつくりたい

中村:YouTubeは最近始められたじゃないですか。

渡辺:そうですね、まだ2年経ってないぐらいかな。

権八:えっ、でもそんなに経ってるんですね。

中村:どういう戦略で始めたのかというのと、やってみてどうですか?

渡辺:YouTubeはどんどん競合が増えてきて、難しくなっていると感じます。もう1年早く始めていればもっと伸びてただろうなと思います。もともと、インタビューという形で展開しているチャンネルは少なくて、自分たちの強みを活かせるなと思って始めました。

今チャンネル登録者数20万人ぐらい(※3月31日時点)まで来たので、一定の手応えは感じてます。YouTubeは、ヒカキンさんのように個人が立って、その個人にファンが付くのが王道ですが、企業チャンネルでも新しい正解をつくれそうな気がしています。おかげさまで広告案件の依頼もかなり増えています。

権八:今は、渡辺さんがバンって出るよりも引いた感じなんですか。

渡辺:僕が出演する割合はちょっと減らしてますね。どうやってメディア全体でブランドをつくっていくのかが大事なので。

中村:戦い方としては、WEB記事と同じじゃないんですか?インタビューして、いかに面白い切り口と中身の納得性をつくっていくか。

渡辺:そうですね。もちろんYouTubeには作法があるので、そこにも合わせてますが今のところはほぼ同じです。

権八:WEB記事では、吹き出しや写真のキャプションで、気まずい空気が流れている感じがすごい面白くて。そういうノリはYouTubeも引き継がれてるんですか。

渡辺:記事と動画で表現できる幅は違うんですけど、基本的には引き継いでやってます。

今後は、どうやってYouTubeでヒットする型をつくるかがポイントですね。オリエンタルラジオ・中田敦彦さんと雨上がり決死隊・宮迫博之さんがMCを務めるYouTube番組「Win Win Wiiin(ウィン・ウィン・ウィーン)」ははじめ見たときに悔しかったです。毎回ゲストを呼ぶトークバラエティ番組なんですが、セット含めた演出がテレビクオリティで、毎回YouTubeの急上昇1位や2位に入るほど話題になってます。我々もああいうものをつくりたかったですよね。誰が出ても話題になるコンテンツや企画の型をどうつくるかが次のチャレンジかなと思ってます。

権八:なるほどね。

次ページ 「「新R25」をユーザー参加型のメディアにしたい」へ続く

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