「新R25」をユーザー参加型のメディアにしたい
中村:今後渡辺さんがチャレンジしてみたいことや、「新R25」はどうなっていくのかなどの展望は。
渡辺:まだあまり公に言ってないことなんですけど、「新R25」をユーザー参加型に進化させようと思ってるんですよね。
中村:ほう!どういうことですか?
渡辺:これは大きいチャレンジで。今は我々が取材をしてコンテンツを出しているんですが、これを“みんなでコンテンツをつくっていく”形に変えようと思ってるんです。要は一種のプラットフォームになるということです。
「新R25」ブランドの中でこれを実現するのはかなり難易度が高いことだと思うんですけど、やっと「これならいけるかも」っていうアイデアが出てきて。「新R25」アプリの大幅アップデート版を、夏頃にリリースする予定です。僕はその全体プロデュースを担当しているんですけど、ガラッと変わると思うので楽しみにしていてほしいです。
権八:楽しみですね。
中村:渡辺さんが最近SNSでフォロワーからの質問に答えまくっているっていうのもヒントになってる?
渡辺:なってるかもしれないですね。我々は普段一生懸命取材して丁寧にコンテンツつくっていて、これ自体はすごく良いことなんですけど、一方で飲み会とかでボソッと出てきた話に、刺激や勉強になる話がいっぱいある。種自体はそこらじゅうにいっぱい落っこちてるんです。この知見や面白い情報を、どうやったら世の中に出していけるんだろう、どうやったら多くの人に届けられるんだろうなってずっと考えてたんですよ。それの答えとして一つ、「これかな」と思っているものを今つくってます。
権八:面白そう!ちょっと形が見えないというのが、いいね。
渡辺:堀江さんとか影響力の大きい人に取材することももちろんやっていくんですけど、別に自分の会社の隣の席の人も、身近な上司もすごくいい情報や考え方を持ってるじゃないですか。でもその人たちに取材をしても広く届かないので、それをどう解決しようかずっと考えてたんですよね。その答えをひとつの形にできそうな気がしています。
権八:どういう感じなんだろう。楽しみだね。
中村:確かに、週に何回だか月に何回だか、急に世の中でリツイートされまくってバズってる内容とかって、一般の人のツイートだけど「確かに面白いな」「シェアしたくなるな」ってことだったりしますもんね。
渡辺:世の中にはそういう面白い知見がたくさん眠ってると思います。
中村:楽しみ!というわけでそろそろお別れの時間が近づいております。この番組はTOKYO FMのデジタルコンテンツが集約されているスマホアプリ『オーディ』で、番組のトークのみ配信中です。もう一度聴きたい、知りたいという方は『オーディ』で検索してみてください。というわけで今夜のゲストは「新R25」編集長・渡辺将基さんでした。ありがとうございました。
渡辺:ありがとうございました!
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