スニーカー・ストリートウェア取引所「モノカブ」を運営するモノカブは、5月22日から同社初となるテレビCMの放映を開始した。5月21日には原宿店に続く国内2号店として、大阪・心斎橋店をオープンしている。
同社は、2018年にサービスを開始。以降、スニーカーなどにおける偽物の市場流通の徹底排除と、適正価格での取引を成立させることをモットーに運営を行なってきた。国内2号店の営業開始のタイミングに合わせ、テレビCMを放映することで、「モノカブ」のサービスを知らない未来のユーザーへの認知拡大を目指している。
本CMは、箱詰めされた新品未使用・本物のスニーカーが、近未来的なマシンによって次々と運び込まれるシーンからスタート。徐々にカメラがズームアウトすると、そこには数十足のスニーカーがマシンに乗って規律を守って運ばれる様子が映し出される。さらに、100足を超えるスニーカーに埋め尽くされた施設が見えてくるという内容になっている。
取引を行う際の開封・真贋鑑定・梱包・発送といった一連の流れについて、端的にかつ丁寧に15秒の動画で表現した。
CDを務めた下東史明氏は、「初のマスCMということでしたが、むやみにサービス名を連呼するのではなく、マーケティング戦略に則して、ターゲットにとって、何より強いフックとなるスニーカーを、究極にシンプルに、スタイリッシュに見せるかの1点のみにフォーカスしました」と話す。
「CM内で次々と『あれもこれもある』と理解させる・感じさせる設計で、BGMもない、ストーリーもない、ただひたすら秒数の限り、商品群そのものと無機質な背景、シンプルなナレーションのみで構成しました。静かに、ターゲットの購買意欲をかき立てる狙いがあります」(下東氏)
同社は、「CMの中で映し出されるスニーカーは皆さんがお持ちの思い入れのあるモデルや、欲しかったモデルかもしれません。スニーカーヘッズ(熱狂的なスニーカーコレクターの意)の方々だけではなく、たくさんの方々にCMを楽しんでいただけると考えております」とコメントしている。
スタッフリスト
- 企画制作
- STAY GOLD
- CD+企画+C
- 下東史明
- Pr
- 土川岳、山崎祐
- PM
- 村上温香、稲嶺和貴、葛西祐希
- 演出
- 袴田知幸
- 撮影
- 宮原夢画
- 照明
- トッティ
- 美術
- 中原裕次
- 編集
- 糸山健志
- カラリスト
- 黒部尊仁
- SE
- ジミー寺川
- MIX
- 川瀬加奈子
- NA
- 明石香織