マレーシアで見つけたダイバーシティあふれる小売のアイデア5選+α

意外と知らない。マレーシアという国?

タイとシンガポールの間に位置するマレー半島とボルネオ島の北部からなる国。

首都はクアラルンプール。人口は約3200万人でマレー系(約69%)、中華系(約23%)、インド系(約7%)という多民族多宗教国家。言語は広く英語が普及しており、宗教・文化・言語・生活そのものが他者との違いを重んじる意味でも本来の多様性を感じられる環境です。旧来から経済交流も盛んでかなりの親日国家です。

また近年、マレーシアから日本への直行便フライト都市も増え、日本に旅行をするマレーシア人が増加傾向(2019年で年間50万人超)にあり日本で体験した観光、日本食の体験やご当地製品の買い物体験は人気があり、マレーシアに帰国後、自国内で楽しむ人が増えています。

同様にマレーシアも日本人にとって人気の高い観光旅行先となりつつあり、日本人の長期滞在先としては世界一の人気を誇る国です。日本との時差はマイナス1時間。国の平均年齢が28歳(日本は46歳)と若く、人口は今後も緩やかな増加傾向で2035年頃には4000万人を超える予測があります。2025年に先進国入りを目指しています。

次ページ 「①ダイバーシティの国マレーシアのハラル認証とは?」へ続く

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堤 藤成(フェズ クリエイティブ・ディレクター/PR プランナー)
堤 藤成(フェズ クリエイティブ・ディレクター/PR プランナー)

新卒で電通に入社し、コピーライター、デジタルプランナー、クリエーティブディレクターとして、様々な企業のプロモーション、ブランディング、新規事業開発などを担当。主な仕事としては、日本初の人工知能コピーライタープロジェクト「AICO」の新規事業立ち上げをはじめ、国語の教科書に掲載された「さびしくなったら、おヘソをみよう」(日本新聞協会グランプリ受賞)、『One Show 展』(カンヌゴールド)、『JRA進撃の有馬記念』、IBM Watsonハッカソン『日本IBM賞』、宣伝会議第1回コラムニストグランプリなど受賞多数。マレーシアのELM Graduate SchoolにてMBA(経営学修士)を取得。現在は「消費、そして地域を元気にする」をミッションに小売業界のデジタル革新を担う株式会社フェズにて、クリエイティブ・ディレクションと広報に従事。クリエイティブコーチとしても活動。またオランダ在住のリモートワーカーとして、EU圏からアジア圏まで海外リテイルのトレンドについても執筆や講演など精力的に活動中。主な連載『VUCA時代の小売と消費』(ダイヤモンド社)、『世界の小売から』(宣伝会議 AdverTimes)等

堤 藤成(フェズ クリエイティブ・ディレクター/PR プランナー)

新卒で電通に入社し、コピーライター、デジタルプランナー、クリエーティブディレクターとして、様々な企業のプロモーション、ブランディング、新規事業開発などを担当。主な仕事としては、日本初の人工知能コピーライタープロジェクト「AICO」の新規事業立ち上げをはじめ、国語の教科書に掲載された「さびしくなったら、おヘソをみよう」(日本新聞協会グランプリ受賞)、『One Show 展』(カンヌゴールド)、『JRA進撃の有馬記念』、IBM Watsonハッカソン『日本IBM賞』、宣伝会議第1回コラムニストグランプリなど受賞多数。マレーシアのELM Graduate SchoolにてMBA(経営学修士)を取得。現在は「消費、そして地域を元気にする」をミッションに小売業界のデジタル革新を担う株式会社フェズにて、クリエイティブ・ディレクションと広報に従事。クリエイティブコーチとしても活動。またオランダ在住のリモートワーカーとして、EU圏からアジア圏まで海外リテイルのトレンドについても執筆や講演など精力的に活動中。主な連載『VUCA時代の小売と消費』(ダイヤモンド社)、『世界の小売から』(宣伝会議 AdverTimes)等

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