六甲バター(兵庫・神戶市 以下、QBB)が製造・販売する「ベビーチーズ」は6月6日、「ちょっとだけ妊婦さんを考える日」を合言葉に、妊婦の気持ちを伝えるスペシャルコンテンツを特設サイト上で公開。妊娠中のあるある漫画や妊婦の声を反映した“妊パパ”グッズの制作、夫婦関係の調査などを展開している。
同社はこれまで、毎年6月第一日曜日を「ベビーチーズの日」に設定し、様々な販促キャンペーンを行ってきた。そんな中、妊娠を経験した女性社員が「妊婦の間では、つわりが辛い時でも、栄養があり手軽に食べられる食事としてベビーチーズが食べられている」ということに気が付いた。
そして「こんなに妊婦さんに愛用されているのに、ブランドとして何もできていない。もっと妊婦さんを理解し、寄り添うことが重要だ」と考え、2021年は赤ちゃんにかけて「“ベイビー”チーズの日」として、企画が立ち上がったという。
公開したコンテンツは3つ。ひとつ目は「妊婦あるある漫画」だ。作者は自身も3歳の女の子と1歳の男の子を育てる漫画家のnaoさん。妊娠中の苦悩やあるあるを描く。
また、妊婦の声を形にしたグッズも制作。「妄想“妊パパ”ブランド」を立ち上げ、父親が妊娠・出産に対してより実感を持つことができるよう考えられた、「パンツ」を制作した。同社のnote上ではグッズ案に関するコメントを募集している。
さらに、専門家監修のもと、「妊娠中の夫婦関係に関する調査」を実施。妊娠中の夫婦はお互いどんなことを考えていたのか、妊婦さんが求めることやサポートを感じたことはどのようなことなのか、全国の男女それぞれ229人を対象にアンケート調査を行った。
社内でも、妊娠・出産経験のある女性社員と子供のいる男性社員の協力のもと、ママとパパの頭の中を可視化する「グラフィックレコーディング」を行うなど、“見えないギャップ”を明らかにし、特設サイト上に結果を掲載している。