アース製薬は6月4日の『虫ケア用品の日』に、読売新聞と朝日新聞の朝刊、日本経済新聞の夕刊に新聞広告を全15段で掲載した。“閲覧虫意”と記載された二次元バーコードを読み込むと、アプリレスで身近に潜む危険な虫のリアルなARが体験できる仕組みだ。
アース製薬は2017年10月、「殺」という文字が「人体に有害」「使うのが怖い」というネガティブなイメージを与え、使用をためらう生活者が一定の割合存在することから、「殺虫剤」と呼ばれていた商品群を『虫ケア用品』と呼称変更。“虫を殺す”というより“人を守る”という思いのもと、6月4日を『虫ケア用品の日』として制定し、一般社団法人 日本記念日協会から2018年10月10日に登録認定されている。
今回掲載した新聞広告は、AR(拡張現実)を活用した体験型の広告。この体験をきっかけに虫ケアの必要性を知ってもらうという意図で、「身近に潜むキケンな虫」をテーマに、生態に即した危険な虫の動き、虫ケア用品を使用して予防・駆除する演出を取り入れている。
また、新聞広告の掲載にあわせ、数多くの昆虫関連書籍の編集実績を持つ編集チームとタッグを組み、マンガ『キケンな虫の虫ケア図鑑』を制作。「身近に潜むキケンな虫」を集め、危険な虫の生態を紹介、特設サイトでも公開している。同書籍は、アース製薬が全国の小学校で実施している‟出前授業“をはじめとする啓発活動やイベントなどを通じて配布予定だ。
同広告を担当したクリエイティブディレクターの川辺圭氏は、「身近にいるキケンな虫の生態(怖さ)を伝えるために、あえて虫の姿を一切見せずにARに誘導するという割り切った原稿にしました。虫のARを実際に体験すると、特にムカデはめちゃくちゃゾワゾワします。パソコンからこの画像のQRコードを読み込んで、ぜひ体験してみてください」とコメントした。
スタッフリスト
- 企画制作
- 博報堂+amana
- CD+AD+D
- 川辺圭
- C+PRプランナー
- 審良聡太郎
- STPL
- 林竜太郎、飯沼美森
- Pr
- 鈴木悠也、品田秀斗、宮崎佳祐(AR)、渡辺裕子(コンテンツ)
- CG
- 福井雅也、稲垣勇気
- SE
- 佐藤教之
- PRプランナー
- 宇野隆司、寺田亮
- AE
- 篠原絵理、松尾俊志
- AR ディレクション+演出
-
- 白玖欣宏
- AR UIデザイン
- コンスタンス・リカ
- AR テクニカルディレクター
- 吉田琴
- コンテンツ企画+構成+編集
- 佐藤暁
- 写真撮影
- 吉田攻一郎
- 漫画・イラスト
- じゅえき太郎
- コンテンツデザイン(冊子)
- 鷹觜麻衣子
- ライター(冊子)
- 阿部浩志
- 写真協力
- 安田守、島田拓、アマナイメージズ