LIFULLは、5月26日に企業CM「しなきゃ、なんてない。2021年」篇の放映を開始した。
♪~しなきゃなんてないさ
しなきゃなんてうそさ
あーらゆるひとが
らしくいきていいのさ
同社のコーポレートメッセージ「あらゆるLIFEを、FULLに。」は、多様な生活や人生を応援するという企業姿勢。そのメッセージのもと、既成概念の枠を超え、多様な人の、多様な生き方をサポートしたいという想いから、2018年より「しなきゃ、なんてない。」というメッセージで、多様な自分らしさを応援する企業広告を展開してきた。
♪~ しなきゃなんてないさ という歌から始まる新CMでは、知らず知らずのうちに私たちを縛る「しなきゃ」という既成概念から生じる一人ひとりの課題、そしてその先の世の中の課題まで、LIFULLが起こすアクションでさまざまな社会課題が解決された、あらゆる人の「LIFE」が「FULL」な未来を表現しています。登場するのは、日本最高齢として、90歳の現在も現役で活躍するフィットネスインストラクターや、スウェーデン出身の落語家、子育てをする同性カップルなど、実際に既成概念にとらわれない生き方をされている年齢・職種・バックグラウンドの異なる12名。それぞれの日常を描きながら、歌声が重なっていく。
「コーポレートメッセージに、より共感してもらうことを目的に、理性的な説明ではなく、直感的に捉えてもらうべく、“しなきゃ、なんてない。”という自分らしく生きるための応援歌をつくろうと考えました」と、クリエイティブディレクター 橋田和明さん。
かねてよりメッセージを歌で伝えるというアイデアを温めており、今回コピーライター 桃井菜穂さんから生まれたのが、童謡『おばけなんてないさ』の替え歌の「しなきゃなんてないさ」だった。
「語呂がストレートに似ていることと、誰もが口ずさんだことがある童謡であること。そして、♪~だけどちょっと だけどちょっと ぼくだってこわいな~という歌詞が、当たり前とされていることに対して自分らしさに踏み出す時の不安としてとても共感できるなと思いました」(橋田さん)。
今回のCMで制作スタッフが重視したのは、リアリティだ。登場するキャストが本物であること。自分らしく生きていて、未来を見せてくれていること。そして、一つ一つのシーンが、LIFULLの事業領域に関わっていること。
「川嵜CCOの言葉である『無責任な未来を描くのではなく、LIFULLができることを』にこだわりました。ただのメッセージではなく、ファクトに基づくことを考えることは広告を作る上でもとても大切だと思います。そして、自分らしく生きている人に背中を押されて、みんなで未来をつくっていこう。そして、当たり前と自分らしさの間に悩んだ時に口ずさむことで、前を向けるような歌になったらうれしいです」(橋田さん)
同社ではCMのオンエアに併せて、このメッセージを伝える特設サイトもオープンしている。
スタッフリスト
- 企画制作
- LIFULL+HASHI inc.+博報堂+AOI Pro.
- CCO+Head of Brand Strategy
- 川嵜鋼平
- CPr
- 加藤久哉
- CD+企画
- 橋田和明
- C+企画
- 桃井菜穂
- AD
- 増田貴哉、榎悠太
- STPL
- 畠山大樹、横山貴星、宮島逹則
- プロジェクトマネージャー
- 佐藤佳耶
- BPr
- 迎健二
- ビジネスデザイナー
- 梶希生、武藤友亮
- PR
- 遠山 佳子、野尻 翔子
- 演出
- 牧鉄馬
- Pr
- 久松真菜、鈴木貴秀
- PM
- 渡邊健太
- 撮影
- 内田将二
- 照明
- 米井章文
- 美術
- 桜田高史
- 編集
- 阿部直子(オフライン)、白石守(オンライン)
- カラリスト
- ブランドン チャベス
- 音楽
- 山田勝也
- Mix+MA
- 増富和音
- ST
- 木村厚志
- HM
- 沓掛倫雄
- Crd
- 近藤智彦
- Cas
- 藤津俊和