トランスコスモスは、Cookie規制対策におけるAPI連携を専門的に推進するメンバーで構成されたデータマーケティングチームを新たに発足。
本チームによる取り組みの第1弾として、Facebook/Instagram「コンバージョンAPI」 実装支援サービスの提供を開始した。
現在、個人情報保護の観点からCookie規制強化の動きが世界的に活発化しており、その影響でターゲティング広告配信を行うことが難しくなっている。
こうした背景に対しFacebookは、Web上のデータ計測を3rd Party Cookieに頼るのではなく、サーバーベースで行うことを可能とする新機能「コンバージョンAPI」をリリースした。
Cookie規制後も広告配信を最適化するため、この「コンバージョンAPI」の実装に注目する企業も多い。しかし、システム実装や保守における技術・人的リソースのハードルが高いことで思うように実装が進まないケースが多く課題となっていることから、本サービスの提供を開始したという。
本サービスは、トランスコスモスがコンバージョンデータ連携用のシステムを提供することで、企業側は自社が保有するサーバーを介する必要がなくなり、必要なデータ項目を、CSVファイルを用いてトランスコスモスのシステムへ連携するだけで、コンバージョンAPIの実装が可能となる。
発足したデータマーケティングチームでは、このほかにも、GoogleやYahoo!などのプラットフォーマーが提供するデータと、企業が保有するデータを連携させた広告配信、および検証を進めていくという。