国連UNHCR協会はスポーツを通じた難民支援プロジェクト「RUN FOR Tomorrow」を展開中だ。その取り組みの一環として、6月20日の世界難民の日に合わせ、小杉湯(東京・杉並)、はすぬま温泉(同・大田)など全国15カ所の老舗銭湯が湯を同協会のイメージカラーのブルーに染めるキャンペーンを行った。
湯の色がブルーに染まる他、館内に本施策の告知ポスターを掲出、募金箱を設置するなどすることで、世界の難民について思いを馳せるきっかけづくりが狙い。また、はすぬま温泉では、同年9月30日まで、ドリンクおよびアイス、いぶりがっこの購入1点につき10円が難民への寄付になるなど、銭湯ごとに独自の取り組みも。
スポーツは心と体の健康に効果的な役割を果たすだけでなく、国境を越えて、人と人をつなぐ力をもっている。スポーツを通じて、一人でも難民支援に貢献できる座組みとして、「RUN FOR Tomorrow」がある。そしてランニングと親和性の高い全国の「銭湯」が本プロジェクトに協力していることから、本キャンペーンは生まれた。