データ分析のプロでなくてもできる、AIによるロイヤルカスタマーと価値ある顧客インサイトの見つけ方

人工知能(AI)技術を活用したマーケティング支援サービスを手がけるAppier(エイピア)は6月18日、「データ分析のプロでなくてもできる、AIによるロイヤルカスタマーと価値ある顧客インサイトの見つけ方」と題したウェビナーを開催した。消費者接点の複雑化とともに、マーケターの負荷も否応なく高まっている。それをAI技術によって支援しようというのが、Appierが提供するソリューションのひとつ「AIXON(アイソン)」だ。

 

いつ、どこで顧客のニーズが具体化し、それが需要へと姿を変えるのか。それを把握するためのデータが増え、複雑化する昨今、マーケターに求められるスキルの幅は広がり、負担はいや増すばかりだ。四苦八苦してデータを分析しても、そのときにはすでに商機を逸しているかもしれない。人手を増やすか、ツールを増やすか……という手立ても消耗戦を招いてしまう。

そうしたマーケターを支援するソリューションがAppierの提供するデータサイエンスプラットフォーム「AIXON(アイソン)」。2021年3月末に東証マザーズへ上場し、資生堂(台湾)やトヨタ自動車(フォリピン)など、取引企業が1000社を超えたAppierが、サービスの要点を紹介する。

POINT①AI活用でカスタマーインテリジェンス強化、顧客360°ビューを実現

AIを搭載した「AIXON(アイソン)」は、顧客の特性を属性として付与することでカスタマーインテリジェンス(現在および潜在顧客のための実用的な洞察として使用される収集データ)を、より情報価値のあるものに強化する。

Webサイトやスマートフォンアプリ上での顧客行動データと、マーケティングキャンペーンへの反応データを統合、分析。「AIXON」を用いることでマーケターは、顧客の360°のビューに基づいて精度の高いキャンペーンを効率的に展開できる。

POINT②シナリオベースAIモデルがユーザーを分類、マーケターの負荷軽減

「AIXON」のシナリオベースAIモデルによって、マーケターは顧客データをさまざまな角度から分析し、目的別にユーザーを分類できる。従来であれば各種データを収集・管理するIT部門やエンジニアが対応するような精度高いオーディエンス分析・予測が数クリックで入手でき、分析の根拠も提示。

直感的なユーザーインターフェースでマーケターのデータ分析の負荷を軽減する上、データを踏まえたレポートを共有することで、チームの意思決定がスムーズになる。

POINT③データ統合、予測、分析、アクションまで単一のプラットフォームで実現

企業が保有する複数のデータをAIXONに統合し、AIでロイヤルユーザーの動きを学習させることで、マーケターが想像しない要素を加味した対象者(セグメント)の抽出が可能。分析は数クリック、処理は数分で終了しますのでオウンドチャネル、ペイドチャネルでの新しい施策はただちに実行できる。AIXONはすでに導入している他のソリューションとAPIで連携が可能なため、アクションまで一気通貫で実施可能。

Appier Japanの池田賢司氏は、「企業のデジタル化、データ主導の経営への転換は待ったなし。Appierはマーケターの視点に立ち、AIとデータを活用することでビジネス課題を解決できるマーケティングソリューションおよび機能を開発・提供していきたい」と述べている。



お問い合わせ
Appier Japan株式会社 マーケティング部

東京都港区愛宕2-5-1愛宕グリーンヒルズMORIタワー40階
TEL:03-6435-6617
URL:https://www.appier.com/ja/
MAIL:marketing@appier.com

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