若者の葛藤と挑戦に寄り添うブランドに——AOI Pro.
NA:挑戦って なんだろう
挑戦って かっこ悪い
挑戦って 疲れる
挑戦って 孤独だ
もう無理かもしれないって思うけど
けど
踏み出そう
まだなにも始まってない
挑戦って 夢中になることだ
挑戦って あきらめないことだ
想像を止めないことだ
挑戦を続けよう
ドキドキすることを
ワクワクすることを
進み続けよう
それが たとえ小さな一歩でも
S:挑戦って VAIO
「思い通りにならない」3人の若者たち
主人公は新たな仕事やプロジェクトに挑戦する、3人の若者たち。営業先に出向き、頭を下げなければいけない。取引先に懸命にプレゼンをしても聞いてもらえない。黙々とプログラミングに取り組むが、突破口が見つからない……若者の日々の挑戦は、うまくいかないことばかりだ。それでも「踏み出そう」「挑戦を続けよう」と自らを奮い立たせる。その傍らには、いつも「VAIOZ」がある⸺。
この映像を手がけたのは、AOI Pro.の吉池巨成さん。起点となったのは、VAIOのブランドステートメント「挑戦に火をともそう」だ。「オリエン資料にあった“我々は、挑戦をし続けなければならない。”というVAIOブランドのあり方を示した一文が印象的でした。社会経験の少ない若者にとって、大抵の挑戦は思い通りにならない。そんな日々の葛藤をリアルに描きました」。
最も印象的であるのが、路上で人にぶつかりVAIOを地面に落としてしまうシーン。これはVAIO Zの堅牢性を示すとともに、観る者が思わず映像の世界に引き込まれる効果をもたらしている。タクシー内広告としての活用も想定し、音声がなくてもインパクトが与えられるという点も考慮した。
「“挑戦”という一本の軸を定めて、性能が伝わるよう意識しました。朝から晩まで仕事に集中するシーンのタイムラプス映像ではバッテリーの持ちのよさを、顔認証でログインしてソースコードを一気に打ち込んでいくシーンではすぐに起動できるスピード感を表現できたと思います」。
60秒の映像を締めくくる「進み続けよう/それがたとえ小さな一歩でも」というフレーズは当初予定していなかった。「編集段階で、VAIOがブランドの信条として掲げていた“たとえ小さな一歩でも、昨日より良い明日を目指す人。”というフレーズが目に留まって。よりブランドの想いが伝わるのではと思い、急きょ加えました」。
吉池さんにとっても今回の映像制作は“挑戦”だった。「VAIO Zは若者たちの挑戦を手助けしてくれる存在ではありますが、最後に挑むのは自分自身。そういうメッセージを感じてもらいたいです」。
スタッフリスト
- 企画+C+演出
- 吉池巨成
- Pr
- 三須大輔
- PM
- 吉川杏平
- 撮影
- 大河原真生
- 照明
- 梶真樹人
- 編集
- 高橋峻平(オフライン)、白垣絵夢(オンライン)
- カラリスト
- 西田賢幸
- 音楽
- 丸橋光太郎
- MIX+SE
- 鈴木泰憲
- ST
- 長井佑介
- HM
- SHIHO
- NA
- 飯田佑太
- 出演
- 近藤勇磨、兎丸愛美、佐々木怜