大手広告会社・目黒広告社を舞台とする漫画『左ききのエレン』(作者:かっぴー)の特別篇「コピーライターの季節」が、月刊『ブレーン』8月号(宣伝会議発行、7月1日発売)に掲載されている。営業として働きながらコピーライターを目指す流川俊を主役とした描き下ろしで、2カ月連続で掲載される。月刊『ブレーン』に漫画作品が掲載されるのは初となる。
『左ききのエレン』本編では営業部長を務める流川だが、本作の舞台は流川の若手時代。広告業界で働く者なら誰もが共感する、キャリアに対する葛藤が描かれる。
また本編には、流川が宣伝会議コピーライター養成講座(CAC)に通う描写がある。その縁で、2019年に『左ききのエレン』がテレビドラマ化された際に流川役を演じた吉村界人さんが今春、コピーライター養成講座のイメージキャラクターに就任。告知ポスターのモデルを務めている。作者のかっぴーさん自身も広告会社在職中に宣伝会議のアートディレクター養成講座に通っていた経験もあることから、今回の特別篇のコラボレーションが実現した。
続編となる「コピーライターの季節」後篇は7月31日発売の『ブレーン』9月号に掲載予定だ。
『左ききのエレン』は2016年3月から「cakes」で連載をスタートし、現在第二部を連載中。2017年10月からはnifuni作画によるリメイク版が『少年ジャンプ+』にて連載中。現在、展覧会「左ききのエレン展-新月の誕生-」を帝国ホテルプラザ東京で開催している(7月10日まで)。
月刊『ブレーン』2021年8月号
【特集】
事業成長に貢献する
スタートアップ企業のクリエイティブ活用
・ALE
・カミナシ
・ギフティ
・BASE
・Clear
・原崎農園
・スタートアップが求めるデザイナー、デザインとは
高橋亮(D4V)、鳥羽周作(sio/シズる)山本健人(カウンターワークス)
【青山デザイン会議】
宇宙のテクノロジーとデザインの融合
清水陽子、袴田武史、山下コウセイ