キリンビールは7月3日、「本麒麟」のテレビCMのオンエアを始める。メインキャラクターの俳優・江口洋介は続投。タレントのタモリ、フリーアナの滝川クリステルに加え、俳優の舘ひろし、高畑充希を新たにキャスティングした。滝川は2019年にも起用されていたが、妊娠に配慮し、放送を控えていた経緯がある。
それぞれが出演するCMを計4篇、放送する。ブランドカラーはそのままに、セットをリニューアルした。前回は丸テーブルを挟んで江口とゲストが会話するスタイルだったが、今回はカウンター形式になった。タモリは「スタジオに入ったとき不思議な感じがしました。セットが一新されたことが要因だったんですね」とコメントしている。
「本麒麟」はいわゆる〈第3のビール〉、ビール類の新ジャンルとして2018年に発売。以降、快進撃を続けており、2020年は新ジャンル増税前の1〜9月で2019年年間販売数量1510万ケースを突破。増税後の10〜12月も前年比約105%で推移していた。2021年は前年比1割増の約2230万ケース(大びん換算)を目指す。