CARTA COMMUNICATIONS(カルタコミュニケーションズ、旧称=サイバー・コミュニケーションズ)は7月13日、同社が取引するメディア企業76社のデジタルトランスフォーメーション(DX)の実施状況についての調査結果を発表した。
「DXに取り組んでいる」と答えたメディア企業は55%。また、26%が「取り組む予定」とした。一方、専門人材の有無については、「専門部署はない」「専門人材はいない」が共に47%だった。「取り組んでいる」と答えた企業でも、人材や部署がないとした企業も多く見られた。
DX推進の障壁として最も多く挙がったのは、「社員全体のITリテラシー不足」で42%だった。次いで「採用含む、DXを推進する人材の確保」36%、「戦略方針の不透明さ」34%。また、「成果・収益向上の見当がつかない」「既存ビジネスや組織の変革に対する社内での抵抗感」といった回答もあった。