調査会社BCNが7月19日に発表した2021年1月~6月で最も販売数が多かったデジタル家電メーカーを発表した。期間中、最も伸び率が高かったPCカメラのロジクールなど、全110カテゴリーで1位のメーカーをまとめている。
2021年1〜6月のデジタル家電市場は販売数が前年同期比で101.1%。販売金額は同比104.0%だった。新型コロナウイルス感染症の拡大でリモートワークやオンライン会議の機会が増えた結果、PCカメラが全カテゴリー中で最も伸長。販売数は前年同期比160.5%、販売金額は155.4%だった。メーカートップはロジクールで販売数量シェアは34.6%。
次いで伸び率が高かったのは有機ELテレビで、販売台数は前年同期比157.3%、販売金額は同比139.8%となった。メーカートップはソニーで販売数量シェアは33.5%。ソニーは液晶テレビ(4K以上)でもトップだった。
一方、液晶テレビ(4K未満)はトップ交代が発生。昨年までの年間シェアで17連続でトップだったシャープを抑え、TVS REGZAが1位に。販売数量シェアは22.4%。また、SIMフリースマートフォンも好調で、販売台数は同比台数144.1%、金額は同比182.5%。メーカートップはアップルだった。
BCN発表の「2021年上半期 No.1メーカー(ハードウエア)」一覧は以下のとおり。