AI契約審査プラットフォームやAI契約書管理システムを提供するLegalForceは、テレビCM「いきなり裁判」篇の放映を開始した。
オフィスで契約書をチェックする法務部員(鈴木浩介さん)。何度も見直して修正を行った契約書であるものの、不安を抱えながら上司に提出。すると突然、オフィスが裁判所に変わり、証言台に立たされる。そこに現れた岡田将生さん演じる弁護士に「それでいいんですか?自信はありますか?その契約書、見落としはないと断言できますか!?」と詰め寄られる。たじろいだ法務部員は「だって、人間だもーん」と、思わず本音が漏れ出してしまう…。
本CMは、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」の認知向上を目的に制作されたもので、同社初となるテレビCMだ。
「契約書のチェックは、どれだけ時間をかけて丁寧に行っても、完璧に見通しの不安を拭い去ることができない。そんな法務部社員を、鈴木浩介さんが演じています。そしてその心理を問い詰める、岡田将生さん演じる弁護士。法廷シーンでの迫真の演技の中で、日頃同じような業務を行っている視聴者が追体験できるようなCMを意図しました」と、企画を手がけたクリエイティブディレクター 小川祐人さん。
制作時に注力したのは、裁判所シーンの美術の作り込み。法廷でありながらも、妄想の世界、抽象的な世界観を意識して制作したという。
「問い詰められることで最後に本音が引き出されるその一連の演技は、映画などで見られる〝懺悔″のシーンからヒントを得ています。なので、法廷でありつつも〝教会的な要素″を取り入れ、窓の配置や光の差し込み方やなどを緻密に設計しました」
また、演技の迫真さを出すために、岡田さん鈴木さんの表情の作り方、緊張感のあるカット編集にもこだわったという。
「近頃増えている、いわゆるバックオフィス系BtoBコミュニケーションの中で、なるべく異質なものとして際立つように、あえてフィルムで撮影するなど、ディテールでの工夫の積み重ねを意識しました」
また、岡田さんが最後に言うセリフ「及び並びに」は、普通の人には馴染みのない言葉だが、「及びに」と「並びに」の使い分けは、契約書を読む上で必ずチェックするポイントとして学ぶ基本事項のひとつである。あえてこのワードをサービス名直前に入れることで、ターゲットである法務関係の方々に振り向いてもらうことを目指したという。
これまで放映された人気ドラマに弁護士役で登場していた岡田さん、SNSには「弁護士役で戻ってきてくれた!」「やはり弁護士役が似合う」という声が寄せられている。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通+ソーダコミュニケーションズ
- CD+企画+C
- 小川祐人
- 企画+C
- 岩田泰河
- AD
- 中尾祐輝
- STPL
- 筧将英
- メディアプランナー
- 濱大毅
- CPr
- 中野友允、酒向凌大
- Pr
- 吉野領馬
- PM
- 中川実乃梨、堀真奈美
- 演出
- 中西尚人
- 撮影
- 穐山茂樹
- 撮影チーフ
- 山口次郎
- 照明
- 大坪彰
- 照明チーフ
- 渡部和成
- 美術
- 加藤立
- アニメーション
- 内藤 順一
- 編集
- 原本彩(オフライン)、林信朗(オンライン)
- 音楽
- 野口 時男
- MIX
- 清水天務仁
- ST
- 大石裕介(岡田将生)、中川原寛(鈴木浩介)、殿村美咲(サブキャスト)
- HM
- 小林麗子(岡田将生)、奥山信次(鈴木浩介)
- CAS
- 田中麗称
- AE
- 清水潤、山田 瑛介