ドコモ、オンラインCX部など新設 顧客対応DXを加速

NTTドコモは8月1日付で、消費者向け営業活動を担う営業本部を再編し、オンラインCX部など4つの部署を新設する。オンラインCX部長には、現・マーケティング部長の松永建太氏が同日付で着任する。

新たに設けられるのは、モバイル通信事業の全体戦略の策定や料金、チャネル販売戦略などを担う「営業戦略部」、オンラインチャネルの企画・運営やマーケティング活動、顧客対応などのデジタル化を通じて、オンラインを起点とする顧客体験(CX)の改善を担う「オンラインCX部」、実店舗などのビジネスモデルの企画・推進・運営、販売代理店政策や営業活動などを担う「チャネルビジネス部」、コンタクトセンターやサポートセンターの企画・運営を担う「コンタクトチャネル部」の4つ。

営業戦略部長には、現・販売部長の大島直樹氏、チャネルビジネス部長には現・代理店営業室長の大森久輝氏、コンタクトチャネル部長には現・フロント支援部長の前中貴司氏がそれぞれ就く。

また、経営企画部内に「サステナビリティ推進室」を設置。CSRに関わる全機能を移管する。同室長には現・CSR部長の浪方竹葉が就任する。

NTTドコモはデジタルマーケティングによる競争力の強化を図っている。営業本部の再編成を通じて、モバイル事業での戦略立案と実行の効率化を進める。

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