ネスレ日本は8月4日、ダイエットや筋肉トレーニングなどに焦点を置いた食事の宅配サービスを手がけるマッスルデリと提携し、商品開発やマーケティング、PRなどで協業すると発表した。
栄養補助食品の「ネスレ ヘルスサイエンス」や、スムージーの定額販売「ネスキーノ」から、さらに「食事」分野へ事業の手を広げる。
マッスルデリは、ネスレ日本の調達力やマーケティング、PRなどの知見を取り入れ、事業拡大を図る。同社は、減量や体形維持、筋肉トレーニングなどをしている人向けに調整した食事を届けるサービスで2017年に創業。オンライン販売のほか、提携したフィットネスジムへ商品を卸している。7月末には三菱UFJキャピタルなどを引受先とした第三者割当増資で約2億5000万円の調達を発表した。