文字の視覚表現を探求する「東京TDC賞2022」作品募集開始

東京タイプディレクターズクラブ(以下、東京TDC)による「東京TDC賞2022」の作品募集が始まった。

東京TDCは「文字の視覚表現の探求」を目的に1987年に設立。1990年から東京TDC賞を実施している。2021年度は3750作品(国内:1947作品、海外1803作品)の応募の中から、松本弦人氏が手がけた書籍「日本国憲法」がグランプリを受賞した。

同アワードでは昨年度に続き、今年度も今年度も応募および審査にオンライン手法を取り入れることを選択した。まずは全作品をデータで応募してもらい、TDC年鑑に掲載する約450~500作品を選出。その入選作品の実物を郵送後、実際の作品でノミネート作品の選出と賞を決定する流れをとるという。

そのプロセスを経て、グランプリ1作品、TDC賞6作品、タイプデザイン賞1作品、ブックデザイン賞1作品、RGB賞(全カテゴリー対象)1作品、特別賞(賞金対象外)0~2作品を選出予定。

 
募集カテゴリーは、下記となる。

1. 小型グラフィック
2. エディトリアル・ブックデザイン
3. タイプデザイン
4. マーク&ロゴタイプ/コーポレートステーショナリー/ブランディング
5. サイン&ディスプレイ/パッケージ
6. アドバタイジング
7. ポスターB
8. トライアル
9. Webサイト/アプリケーション
10. 映像(ミュージックビデオ、ライブ映像、映画タイトル、CF、デジタルサイネージ、空間・環境映像など)
11. RGBトライアル

出品料がディスカウントされる早期受付締切は、9月10日まで(日本時間 23:59)。本受付締切は、9月11日〜10月10日(応募詳細は、東京TDCサイトにて)。選考委員は、下記の通り。ノミネート作品と受賞作品の決定は、今年12月中旬を予定している。

2021年度の授賞式の様子。
東京TDC賞2021の受賞者12組が受賞作品を中心に短いトークを行ったデザインフォーラム「TDCDAY2021」の様子。

選考委員

浅葉克己/井上嗣也/上⻄祐理/大原大次郎/奥村靫正/葛西 薫/菊地敦己/北川一成/小林章/佐藤卓/澁谷克彦/祖父江慎/高田唯/立花文穂/田中義久/田中良治/田部井美奈/中村至男/中村勇吾/服部一成/Balmer Hählen(Balmer Priscilla + Yvo Hählen)/平林奈緒美/松本弦人/三澤遥/室賀清徳/Mei Shuzhi/Nod Young/John Warwicker

タイプデザイン部門特別選考委員

小林章/祖父江慎/鳥海修/西塚涼子/Cyrus Highsmith/藤田重信/John Warwicker/Wang We

カテゴリー9, 10, 11選考委員

伊藤ガビン/葛西薫/菊地敦己/田中良治/中村勇吾/長谷川踏太/服部一成/松本弦人

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