キリンホールディングス(HD)は8月23日、2022年6月の運用開始を目指し、キリングループ本社オフィスを刷新すると発表した。ことし10月から順次着工する。
一人で業務にあたる場所や個室会議室を縮小する一方、開けた場でのコミュニケーションを促す。21階は情報収集や共有の場、20階には大規模なカフェスペースを設置。18階には、ウェビナー(映像や音声をリアルタイムに配信し、Web上で開催するセミナー)を開ける会場を設けた。広報活動などに使用する。
現在は2階と17階〜21階にまたがるフロアを18階〜21階に集約し、グループ本社の在籍者の最大50%が同時出社しても執務可能なスペースを整備する。総面積は約2割削減となる。各座席の在席情報は、適時デジタルサイネージやスマートフォンから確認できるようにする。利用状況はオフィス改善に生かす。