2020年11月から2021年2月まで東京都現代美術館で開催され、世代を超えて大きな反響を呼んだアートディレクター石岡瑛子の回顧展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」。本展の展示アーカイブが、8月にオンラインで公開された。
本展は、石岡の初期の広告キャンペーンから、映画、オペラ、演劇、サーカス、ミュージック・ビデオ、オリンピックのプロジェクトなど、その唯一無二の個性と情熱が刻印された仕事を総覧した大回顧展。東京都現代美術館では、この展示をハイクオリティの360°VRコンテンツと、ハイライト映像で、新たなるコンテンツとして公開した。
360°VRでは、「東京都現代美術館 Presents 『石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか』開催記念5時間番組『Encyclopedia of EIKO ISHIOKA』」(制作・編集 DOMMUNE)と、河尻亨一(元・広告批評編集長)、藪前知子(東京都現代美術館 学芸員)による「石岡瑛子を語りつくす」トークセッションが公開されている。
また、リアルの展示の際に会場で流れていた、石岡本人へのインタビュー時の音声も聞きながら、展示を見ることができる。
本アーカイブの公開は、2022年3月31日まで。