JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニーは9月22日、顔認識技術を搭載した新型自動販売機の利用者数が、ことし5月の設置から3カ月で1万6100人に達したことを明らかにした。
利用されたコンテンツの割合は、AI(人工知能)技術を用いたキャラクターとのじゃんけんやおみくじが楽しめる機能が25%でトップだった。次いで顔認識技術を用いた商品提案が19%、設置駅の駅員による商品ランキングが17%となった。
ウォータービジネスカンパニーは調査結果を踏まえ、9月22日から、顔認識技術と「いまの気分」についての回答に基づいて商品を勧めるコンテンツを提供する。2人で操作することで、相性を診断する機能もある。
自販機は2021年5月から、新宿駅や上野駅など東京都内5駅に計10台を設置している。モニター下部にセンサーを搭載し、ふれずに操作できるのが特徴。