ワインの輸入販売を手がけるエノテカと山崎製パンは10月1日、全国のスーパーマーケットなどの店頭で共同販促を始める。パンとワインの合わせ買いを促し、夕食時をはじめとした食卓出現頻度を高める狙い。
山崎製パンは4つの対象商品に2次元コードを貼り、両社が共同で開いた特設Webサイトへ誘導する。特設サイトはエノテカの公式サイト内に設けたもので、ワイン4種とパン4種にマッチする料理のレシピを紹介する。11月1日からは、エノテカが対象4商品にレシピの小冊子を添付するほか、山崎製パンも共同販促企画の専用パッケージにした商品を販売する。
家計調査(総世帯)では、2020年のワインの平均支出額3113円で、購入頻度は2.74回。19年から支出額は142円、頻度は0.12ポイント増加した。家庭内で過ごす時間が増えた影響が見られる。