SK-IIの女性起業家支援に540人超参加 ブランドキャンペーンの一環で

P&Gプレステージは9月30日、スキンケアブランド「SK-II」による女性起業家支援プログラムに540人以上が参加したと発表した。支援プログラムは、ブランドキャンペーン「#CHANGEDESTINY」の一環で、7月21日〜8月26日に実施したもの。渋谷区や女性起業家コミュニティ運営のミートークとの共同企画。

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SK-IIの映像コンテンツを制作する「SK-II STUDIO」による8作めは、女性起業家に焦点を置いた

約1カ月間・全50コマで、ソーシャルメディア活用やeコマース、マーケティング、資金調達など6つのテーマでワークショップやコンサルティングを実施した。フェイスブック・ジャパンやグーグルといった企業も協力している。

参加者の約9割が従業員5人以下の事業主で、「営業活動のためにSNSなど新たなツールが必要となったが、いままで利用しておらず、使い方がわからない」「リモートワークに対応できない職種なので苦労している」「訪日観光客需要がなくなったため、新しい国内顧客向けにも展開し始めたが、売上が下がった」といった課題を抱えていたという。事業ノウハウのほか、業容拡大や相談相手、働き方の模範などを求めて「女性起業家とネットワーキングしたい」といった声も半数以上見られた。

「#CHANGEDESTINY」は2016年から実施している「SK-II」のブランドキャンペーンで、女性起業家支援プログラムは、「#CHANGEDESTINY資金」で運営。同資金は、P&Gプレステージの映像制作部門「SK-II STUDIO」の動画が1回再生されるごとに1ドルを、最大50万ドル(約5600万円)まで拠出するという。ことし9月末時点での「SK-II STUDIO」による動画の再生回数は、全世界合計10億回を超えている。

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