ロート製薬は10月10日、「目の愛護デー」と「デジタルの日」に合わせた新聞広告を出稿した。紙面のほとんどを埋める二次元コードが目を引く全15段広告で、読売新聞と日本経済新聞の同日付朝刊に掲載した。広告会社は電通関西支社。
スマートフォンなどで二次元コードを読み取るためには紙面から一定以上離れる必要があるのが、表現上のポイント。アクセス先のWebサイトでは、その“答え合わせ”として、目の健康のためには、当の二次元コードを読み取れる程度の距離が必要」と意図を明かす。
出稿前には、出稿を伝えるプレスリリース(報道発表資料)を公開。メディアに取り上げられることを目的に、話題づくりを図った。ロート製薬マーケティング&コミュニケーション部によると、新聞広告出稿の成果指標も、「SNSでの話題量」だという。
2020年も「読みにく過ぎる新聞広告」として、「目の愛護デー」を機とした新聞広告を出稿した。このときも、新聞広告だけでなく、ソーシャルメディアのロート製薬公式アカウントで同時に発信。「結果、Twitterなどでダイレクトな反応が伺え、好意的なリアクションを多くいただけました。『目の愛護デー』を起点に、ロート製薬へのポジティブな口コミを生めたと考えています」(ロート製薬)
ことしは「デジタルの日」が10月10日、11日の両日に設置されたことを踏まえ、二次元コードを活用。オンラインとオフラインの双方を用いた体験の提供を目指したという。
スタッフリスト
- 企画制作
- 電通関西支社、電通クリエーティブX
- CD+企画+C
- 廣瀬泰三
- 企画+AD
- 茗荷恭平
- AD
- 烏野亮一
- D
- 苅田哲平
- AE
- 鷲尾尚哉
ECD:エグゼクティブクリエイティブディレクター/CD:クリエイティブディレクター/AD:アートディレクター/企画:プランナー/C:コピーライター/STPL:ストラテジックプランナー/D:デザイナー/I:イラストレーター/CPr:クリエイティブプロデューサー/Pr:プロデューサー/PM:プロダクションマネージャー/演出:ディレクター/TD:テクニカルディレクター/PGR:プログラマー/FE:フロントエンドエンジニア/SE:音響効果/ST:スタイリスト/HM:ヘアメイク/CRD:コーディネーター/CAS:キャスティング/AE:アカウントエグゼクティブ(営業)/NA:ナレーター