見上げる愛! 新進気鋭の若手女優が登場
権八:お待たせいたしました。それにしても、マスクの中に顔が全部入っちゃって。ちょっとだけ目が見えているんですけどニコニコで。ごめんなさいね。
見上:いえ、面白かったです! 笑いを堪えるのに必死で。
権八:ありがとうございます。すみません。
中村:見上さんは、ドラマ『きれいのくに』や、ちょっと前に流れていたJR東日本のCM『行くぜ、東北。』に出演されています。CM、ヤバいですよね?
権八:あれは、ねえ…。もう、すごかった!
澤本:適当だね~。俺より適当。
権八:だって、いきなり入浴シーンですもんね。
見上:そうですね、確かに。色気ゼロな入浴シーンでやっています。
権八:色気ゼロじゃない。ない、ない。ない!
澤本:ものすごい勢いで否定したけど。
見上:ありがとうございます。うふふ。
権八:あれはでも、方言で喋るような。
見上:そうです、そうです。東北6県バージョンがそれぞれあって。6県の方言をその場でパソコンで流してもらって、マネして言って、撮るみたいな。
権八:なるほど。
澤本:あれって、監督は真田(敦)さん?
見上:そうです!
澤本:じゃあ、高崎(卓馬)と真田さんでやって。もう長いね、あれ。
権八:長いですね、あのシリーズもね。
澤本:真田監督というと、ちょっと面白い感じが既にするけどね。面白い監督だったでしょ?
見上:面白かったです。オーディションのときから、面白かったです。
澤本:それって、どういうオーディションだったんですか?
見上:それこそ、方言でなにか台詞を言ってみるとか……。その方言の内容もいろいろシチュエーションが設定されていたんですよ。例えば「彼氏と一緒に来ていて、標準語だと恥ずかしくて言えない『好き』とかを方言で言う」みたいな。「隣にいると思ってやってみて」とか。そういう感じのオーディションでした。
澤本:「俺に言ってみて」とかなかったでしたか?
見上:大丈夫でしたね(笑)。
権八:大丈夫って(笑)。そうか、さなちんね。僕ももう何年だろう。10年以上一緒に色々やってきましたよ、真田監督と。良い監督ですよね、とてもね。隣にガタイのいいオジサンいなかった? 真田さんの隣。
見上:えっ!
権八:高崎さん。
見上:高崎さん、いらっしゃいましたね。
権八:ニコニコしてた?
見上:ニコニコしてました! すっごい優しかったです。
権八: 高崎さんは僕の先輩。澤本さんの後輩ですね。
澤本:ちょっとだけ。
権八:ちょっとだけだっけ(笑)。
澤本:うん。
権八:とかなんとか、まだ自己紹介する前にベラベラ喋ってしまって、ごめんなさい。
澤本:そうだよね。ごめんなさい。
中村:普通に聞いちゃった。
権八:仕切ってよ!
中村:では、毎回ゲストの方にお願いしている、20秒自己紹介というのをお願いできればと思います。この『すぐおわ』は、一応広告の番組ということで、ご自身の自己紹介をラジオCMの秒数20秒に合わせてやってください、という。
見上:は~い。
中村:大丈夫です。なんでも。
権八:なんでも本当に。
中村:最近ハマっているものでも、なんでも構いません。
権八:歌うたってもいいしね。
見上:歌えないんですよ、そんな。
権八:本当に何でもいいんですよ、もう。
見上:気楽に。はい。
中村:では、準備はいいでしょうか?
見上:はい。大丈夫です。
中村:はい! では、どうぞ!
見上:「見上げる愛」と書いて、見上愛です。ハタチです。あん肝、白子、牡蠣が好きなので、夏より冬派です。座右の銘は、『人にやさしく、自分にやさしく』です。よろしくお願いいたしま~す。めっちゃ余っちゃった…。元気です、今日も。
一同:あはははは。
見上:めっちゃ余っちゃった。
権八:こんなに余らせた人いないよ!
中村:しかも、すごく淀みない、非常に濃い~、自己紹介いただきましたけどね。
権八:前半10秒でいろんなこと言ってたよね。
澤本:とりあえず、「コレ食いたい」というものを主張しておいた。
見上:好きな食べ物だけは言っておこうと思って。
中村:「見上げる愛」も素敵ですし。
澤本:ねえ。
権八:そうそう。僕もつい漢字を、しょっちゅう間違えちゃうんだけど。
見上:そうなんですよ。
権八:「三つの上」じゃないんだよね?
見上:そうなんです。三上、じゃなくて見上です。「見るに上」なんですよね。
権八:見るの方。これは珍しいよね、確かに。
見上:珍しいですね。
権八:見上げる愛ちゃん、ね。
見上:はい。
中村:それにあん肝、白子、貝が好きだと。
見上:牡蠣です…。
中村:あっ、牡蠣ね。
見上:牡蠣です、牡蠣が好きです!
中村:ヤバいですね。絶対に男だったら痛風になってますね。
澤本:これでビール飲んだら痛風になっちゃいますね。
見上:確かに(笑)。ビールが飲めないので、助かっています。
中村:ハタチで、あん肝、白子、牡蠣が好きって……。
権八:全部酒のつまみじゃないですか(笑)。
見上:ウチんちがみんなお酒を飲む家だったので。子どもに合わせたご飯が出て来なくて。
中村:あ~、いいですね。
見上:常に酒飲みメニューとお茶、みたいな生活だったので。いつの間にか好きでした。
権八:じゃあ、お酒も好き?
見上:普通には飲めます。
権八:ハタチだから、もう飲めるもんね。
見上:そうですね。
澤本:家系的には飲めちゃうんだ、そしたら。
見上:そうですね。みんな強いですね。でも、まだ自分で「強い」と感じられるほどは飲んでいないので、普通に飲めるくらいって感じですね。
権八:おいしいよね、あん肝、白子、牡蠣。
見上:おいしいです~。食べた~い。