NTTドコモは10月20日、消費・賞味期限が近づいた商品を購入した人にポイントを付与するサービス「ecobuy」を始めた。越智今治農業協同組合の直売所「さいさいきて屋」(愛媛・今治)と、秦野市農業協同組合の直売所「じばさんず」(神奈川・秦野)でスタートした。
店舗側が「ecobuy」専用シールを貼付した対象商品を購入し、そのレシートをスマートフォンアプリで撮影、申請すると、「ecobuyポイント」が付与される。「ecobuyポイント」はNTTドコモの共通ポイント「dポイント」など17のポイントと交換できる。
シールを貼った商品など、おすすめ商品を「ecobuy」のスマホアプリユーザーに知らせる機能もある。サービスに加盟するための料金は月額5500円(税込)で、さらにポイントを発行するための負担金と手数料を支払う。NTTドコモは全国に加盟店を広げる考え。
消費・賞味期限の近づいた商品をポイントで実質割引にする例いはセブンイレブンの「エシカルプロジェクト」がある。同社の電子マネー「nanaco」利用者向けに、対象商品の価格の5%を還元する取り組み。2020年5月に開始し、約1カ月でのべ592万人が利用した。店舗数は約2万1000店。1店舗あたり単純平均で280人ほどが利用した計算。