消費者庁は10月19日、洗濯補助用品「洗たくマグちゃん」などを販売する宮本製作所に対し、課徴金3606万円の納付を命じた。パッケージやネット販売時の記載が景品表示法違反(優良誤認)に当たると認定した。
商品は「洗濯マグちゃん」「ベビーマグちゃん」「ランドリーマグちゃん」の3商品。課徴金対象期間中の売上高は、「ベビーマグちゃん」が約9億8500万円、「ベビーマグちゃん」が約1億2700万円、「ランドリーマグちゃん」が約9000万円。
商品パッケージのほか、「楽天市場」上の販売ページに、「ご家庭の水道水がアルカリイオンの水素水に変身! 洗剤を使わなくても大丈夫なお洗濯」「部屋干しのイヤな臭いをスッキリ解消!」「菌の抑制」「除菌試験により99%以上の抑制効果が確認されています。」などと記載していた。
消費者庁はことし4月27日、宮本製作所へ合理的な根拠なく同様の表示をやめるよう、措置命令を出していた。