【最終回】つづくオウンドメディア―「場所」としての自走を目指して―

最後に

オウンドメディアという言葉が流行り、(一度衰退し)また増え始めてまだ10年弱なのではないでしょうか?

オウンドメディアに明確な勝ちパターンやフレームが存在しないのは(もしかしたら提示されているかもですが)、メディアの役割もゴールも、その一端が「インターナルの課題解決」にあるからだと思います。インターナルの課題感は千差万別です。だからそもそも特定の勝ちパターンなど存在しえないと個人的には思っていますし、ある程度つづけることでしか見えることがない分野でもあると思っています。

私たちが運営しているオウンドメディアもこれからどうなっていくのかはわかりません。半年後にはまったく違うことを考えているかもしれません。というかその可能性は非常に高いと思っています。なので、今回の連載においてもどちらかといえば、ティップスによらず、考え方や捉え方について触れてきたつもりです。

この連載を通じて、ひとりでもオウンドメディアって面白いかも、社内の熱源を届けてみたい、そんな風に思えてもらえたなら、いちオウンドメディア担当としてこんなに嬉しいことはありません。

長きにわたりありがとうございました。
 

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平山高敏(キリンホールディングス/コーポレートコミュニケーション部)
平山高敏(キリンホールディングス/コーポレートコミュニケーション部)

広告会社を経て、2012年より昭文社にて『ことりっぷweb』のプロデューサーとしてコンテンツ企画、SNS戦略、コミュニティ戦略など全般を担う。
2018年キリンホールディングス入社後は、オウンドメディアのコンテンツ戦略・LINE担当を経て「キリンビール公式note(現KIRIN公式note)」を立ち上げ、noteを軸にした企業コミュニケーションの戦略を担う。

平山高敏(キリンホールディングス/コーポレートコミュニケーション部)

広告会社を経て、2012年より昭文社にて『ことりっぷweb』のプロデューサーとしてコンテンツ企画、SNS戦略、コミュニティ戦略など全般を担う。
2018年キリンホールディングス入社後は、オウンドメディアのコンテンツ戦略・LINE担当を経て「キリンビール公式note(現KIRIN公式note)」を立ち上げ、noteを軸にした企業コミュニケーションの戦略を担う。

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