SHIBUYA109エンタテイメントは、11月2日から8日まで、SDGsをテーマにしたポップアップストアをSHIBUYA109渋谷店4階にオープンする。渋谷の街からファッションを通じSDGsに取り組むこの施策は、文化服装学院の学生と共同で行われているもの。
ストアでは学生が立ち上げた7つのブランドアイテムを扱い、ブランドのコンセプトには、ジェンダー平等や、リサイクルなどが含まれる。アイテムにはリサイクルウールを使用したショルダーバッグやリサイクル素材から生まれたソックスなどがあり、買付・制作から流通、 出店、接客まで学生自身が携わる。
SHIBUYA109 lab.が2020年に実施した「若者のSDGsに対する意識調査」では、「SDGsへの興味や関心があるが、行動に移すきっかけがない」という課題が見えてきた。学生と共に社会課題と向き合う今回の取り組み背景には、「行動へ移すきっかけづくり」がある。
店内においてもSDGsの視点を組み込んだ。ディスプレイには、 廃棄衣料品を原料とするリサイクルボードで製作されたディスプレイ什器を使用。 店内装飾には、 本来廃棄をされるはずだった花「ロスフラワー」を活用する。