京王電鉄は11月29日、中央大学と共同でいわゆるショールーミング売り場の視線計測の実証実験を行う。来店者が商品を選び、購入に至るプロセスを分析する。会場はショッピングセンター「キラリナ京王吉祥寺」で、東北地方の工芸品などを販売する。
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商品は店頭では購入できず、商品に添えた二次元コードなどをスマートフォンで読み取り、Eコマースサイトで買う仕組み。サイトはカタルジャパン(Catalu JAPAN)が運営する「カタルモール」。気に入った製品や魅力的な製品に投票すると、抽選で「キラリナ吉祥寺」で使える商品券が当たるキャンペーンも同時に実施する。
11月11日には、京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターで同様の取り組みを始めたほか、グループ会社の京王観光の店舗内でもショールーミングスペースを設けた。「キラリナ京王吉祥寺」には6月30日に、アパレルブランド向けのショールーミングスペースを開設するなど、京王電鉄はWeb購入と商業施設との連携を進めている。