横浜DeNAベイスターズはファン向けイベントで、ファンや選手から集めたアイデアを実現する企画を実施する。12月1日に球団が10周年を迎えることを記念した企画の一環。
12月4日開催の「ファンフェスティバル2021」で、ファンや選手が投稿した10のアイデアを実現する。ファンからは三浦大輔監督のトレードマークであるリーゼント専用の理容店の設置や、チームトレーナーによる整体が受けられる、といったアイデアが寄せられた。2021年新人賞受賞が期待される牧秀悟選手の「蛇口からコーラが出る」をはじめとして、「グラウンドの人工芝を(チームカラーの)青にする」(伊勢大夢選手)、「試合を見ながらおどれるDJブース」(関根大気選手)など、選手からの案も実施する。
いずれもイベント向けに簡易的に実現するが、球団広報は「今後もこうしたアイデアを集め、一緒にスタジアムや野球の未来をより良くするための機会は設けていきたい」と話す。実現施策には球場を訪れられないファン向けに、試合観戦アプリを通じた音声コンテンツ配信や、公式パフォーマンスチーム「Diana(ディアーナ)の特設チャンネルも開設する。
アイデアは5月に開催した記念イベントを皮切りに、主催試合のほか、Webサイトを通じて集めたもの。寄せられた数は11月時点で1200以上となった。