トライベック・ブランド戦略研究所は12月8日、2021年の企業Webサイトのユーザー評価ランキングを発表した。1位は3年連続でサントリーが獲得。2位は資生堂で、昨年の3位から1つランクアップした。3位はユニ・チャームで、昨年45位からの急浮上となった。
ユニ・チャームはことしWebサイトをリニューアルしたのが評価されたもよう。ほかに上昇幅が大きかったのはJR東海で、昨年の170位から79位となった。一方、下げ幅が最も大きかったのは、アフラック生命で昨年118位から221位へ急落した。同程度下げたのは、コスモエネルギーホールディングス(97位→197位)、ゼンショーホールディングス(86位→181位)となった。
「企業情報サイト調査2021」として毎年実施している調査。企業Webサイトに掲載されている、会社案内やニュースリリース、技術情報/品質・安全・安心への取り組みなど主要6コンテンツそれぞれを5段階で評価し、平均値を算出したもの。有効回答数は1万3500人で、ことし10月から11月にかけ、インターネットで回答を集めた。
〔1位〜50位〕
ユニ・チャームのほかに、ピジョンや任天堂、ダイキン工業、バンダイナムコホールディングスなどが大きく浮上した。下降が目立つのは昨年12位から35位となった明治ホールディングス。
昨年はなかった大正製薬ホールディングスが38位、大塚ホールディングスが40位、中外製薬が42位にランクインした。