インターブランドジャパンは12月14日、国内で展開している企業や団体のブランディング活動を顕彰する「Japan Branding Awards」の2021年度の選考結果を発表した。最高賞にあたる「Best of the Best」は、LIFULL(ライフル)と龍谷大学が選ばれた。
不動産情報サイト運営などを手がけるLIFULLは、LIFEを中心に様々な事業を通じて社会課題を解決する企業グループを目指し、経営・事業活動を結び付けたブランディングを展開。社名認知度は2018年の20%から2021年6月時点で40%に上昇したほか、企業姿勢への理解度の向上などでも成果が見られた。
龍谷大学(京都市)は、創立400周年を迎える2039年度末までの超長期計画を2020年度にスタート。学生と教職員の共創でワークショップを行うなど様々な取り組みを進めている。ブランディングの取り組みは2012年から始めており、大学ブランドイメージ調査の順位や「地域貢献」のスコアなどで伸びが見られている。
アワードの開催は4回目。優れたブランディングの活動を実行している組織(企業・団体、事業、サービス、製品)を評価するもの。過去3年間(2018年4月~2021年6月)の活動が対象。
今回の受賞ブランドは次のとおり。
≪Best of the Best(受賞ブランドの中で総合的に、特に優れた取り組み)≫
・LIFULL
・龍谷大学
≪Winners(応募ブランドの中で優れた取り組み)≫
・キレイレイ(ライオン)
・こくみん共済coop(全国労働者共済生活協同組合連合会)
・マルハニチロ
・Rinnai(リンナイ)
≪Rising Stars(ブランディングを通じて著しい成長を収め、卓越したオリジナリティのある取り組み)≫
・MOLp(三井化学)
・プレイアトレ土浦(アトレ)
・YA-MAN(ヤーマン)