サントリー食品インターナショナルは、サントリーコーヒー「BOSS」の新テレビCM「宇宙人ジョーンズ・オーケストラ」篇のオンエアを開始した。
未知なる惑星・地球を調査する「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」は、2021年で16年目を迎えた。ジョーンズが今回、調査対象として選んだ場所は、とある街の合奏団だ。
「この惑星には、ひとりでは決してできないことがある。」という宇宙人ジョーンズのナレーションをバックに、掲示板から演奏会のポスターをはがし、「中止かぁ」と嘆く合奏団の団長・役所広司さん。そして、いつか練習が再開する日に向けて、カラオケボックスや河原のガード下などで、担当する楽器の練習に励む団員たちの姿が映しだされる。
それから一年半後。団長から届いた「練習再開」のメールが届き、ビル屋上の練習会場に団員たちが続々とやって来た。彼らがそこで演奏をした曲は、ドラゴンクエストシリーズでおなじみの『序曲』だ。楽しそうに弾くオーケストラを指揮しながら、「やっぱり音が合わさるっていいなぁ」と、役所さんは感極まる。
役所さん、チェロ奏者の杉咲花さん、チューバ奏者の神木隆之介さんほか、今回の合奏団にはバスドラムで前田吟さん、ヴァイオリンで戸田恵子さん、トロンボーンでもう中学生さんも参加。ジョーンズはシンバルを担当する。曲の盛り上がりの中、頭上でシンバルを叩いたジョーンズは、心の中で「ただ、この惑星のシンバルは、派手にやらないと目立てない。」とつぶやく。
「『この惑星には、ひとりでは決してできないことがある』というジョーンズのモノローグを書いたのですが、そうは言っても、リモート社会が進んで、わざわざみんなで集まらなくてもできることが増えていることも事実ですよね。私の場合、もともと人づきあいが得意な方でもないので、打ち合わせやプレゼンなど、リモートが増えたおかげで助かっている部分がかなりあります。とはいえ、やっぱり集まらないとどうしてもできないことというのも間違いなくあって、音楽、というものはもしかするとその代表ではないかな、ということで生まれた企画です。たくさんの人が奏でる、たくさんの音が重なり合うことでしか表現できない、えもいえぬ何かというのが、たしかにありますよね」と、企画を手がけたプランナー 福里真一さん。「しかしジョーンズは、この地球人が生み出した、音楽、というものを理解できているんでしょうかね。なぜ音が重なり合うだけで、感動できたりするのか、地球人にすらその理由は説明がつかないぐらいですので、宇宙人にはなかなかわからない気がしますが…。まあ、ノリノリでシンバルをたたいているようなので大丈夫なのかもしれませんが」
なお、本作の60秒バージョンは、12月30日「アメトーーク大賞!」(18時~24時EX)、
12月31日「絶対笑って年越ししたい!!笑う大晦日」(18時30分~24時30 分NTV)、同「孤独のグルメ2021大晦日SP」(22時~23時30分TX)にてオンエア予定。
スタッフリスト
- 企画制作
- 連+ワンスカイ+電通+ギークピクチュアズ
- CD
- 佐々木宏
- 企画+C
- 福里真一
- C
- 照井晶博
- AD
- 浜辺明弘
- Pr
- 若生秀人
- PM
- 井上架音
- 演出
- 八木敏幸
- 撮影
- 市橋織江
- 照明
- 崎本拓哉
- 美術
- 高渕勇人
- ST
- 牧野克哉、江島モモ
- HM
- 勇見勝彦、小澤麻衣、MIZUHO、相葉広美、長谷川由加子
- 編集
- 市川渉(オフライン)、水野正毅、佐藤友哉(オンライン)
- MIX
- 田岡政文
- SE
- 中野豊久
- 楽曲
- ドラゴンクエスト序曲
- 編集+MA
- デジタルガーデン
- スタジオ
- スタジオ246
- CAS
- ラパロ、コパン
- NA
- 菅生隆之、大黒和広
- 出演
- Tommy Lee Jones、役所広司、杉咲花、神木隆之介、前田吟、戸田恵子、もう中学生