カルビーは北海道みやげとして人気の商品『じゃがポックル』の長さを規格改定。改定の趣旨を、パッケージと中身袋にメッセージとして記載し、12月30日より順次切り替えて販売する。
2003年に誕生した『じゃがポックル』は北海道産の原材料にこだわって生産されている。そのため、2021年6~7月に北海道で発生した干ばつによるジャガイモの収穫量減や小玉傾向によって多大な影響を受けており、これまで基準にしていた長さの規格に合わせると、使用できないジャガイモやロスが発生してしまう状況となった。
「小さくても農家さんが大切に育てたジャガイモを無駄なく使いたい」との思いから、同社は『じゃがポックル』の長さの規格を、従来よりもやや短い長さに緩和して改定すること決定した。
パッケージには、「いつもより、小さなじゃがポックルが入っています。」というメッセージとともに、「天候不良により北海道のじゃがいもが小さめであるが、農家が大切に育てたジャガイモを大事に使いたい」というカルビーの思いが綴られている。
切り替えて販売される『じゃがポックル』は、内容量、価格の変更は行われない。1袋には従来の長さも含まれており、短い商品のみが1袋に集まるということはないという。